日本ゲーム大賞2019「年間作品部門」では、去る4月8日から7月19日までの間、インターネットとはがきによる一般投票を実施いたしました。
その後、日本ゲーム大賞選考委員会による最終審査を経て、各賞を決定いたしました。
今回大賞に輝いた作品は「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」です。受賞者にはトロフィーが贈呈されました。
プレゼンター
一般投票者代表 三井 嗣美 様
大賞
任天堂株式会社
この度は、この大賞と経済産業大臣賞、そして幾つかの賞もいただくことができ、開発チームとして皆が一致団結してやってきた成果が実を結んだと改めて感じております。
非常に感慨深いです。ありがとうございました。
『スマッシュブラザーズ SPECIAL』のプロジェクトには、本当に多くの方が関わっており、関係者としては1000人は優に超えると思います。
その皆様の一日一日の頑張りや、想いなどが世界中のお客様に伝わった結果、今回、様々な数多くの賞をいただけたことにつながったと思っております。
まだまだ頑張ってまいりますので、引き続きよろしくお願いします。
任天堂の塩谷と申します。コーディネーションを担当しておりました。
今後も更新データ等、頑張っていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
任天堂の宮地と申します。このたびは大変光栄な賞をいただきまして、どうもありがとうございます。
引き続き、皆様に楽しんでいただけるコンテンツを配信していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
改めまして、『大乱闘スマッシュブラザーズ』のディレクター、ソラの桜井政博と申します。この度は素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。
この作品では、今までにない様々な記録が刻まれております。例えば、売り上げについては、任天堂の据え置き機の最速記録を更新したといわれています。日本はもちろん、世界の方々にも受け入れていただきました。参戦ムービー等は、世界中で様々なリアクションがあったりしています。
そのほか、非常に多くのコンテンツやアイデアを内包して、記録的な数のコラボレーションを果たしていたりします。そしてなお、DLCを制作していたりもします。
こういったことがいろいろとある中、あくまで個人的な話で大変恐縮なのですが、『大乱闘スマッシュブラザーズ』をNintendo Switchで制作するというのは、任天堂の元社長である故・岩田聡さんが私に投げた最後のミッションでした。
草葉の陰で喜んでいただけているとは言いません。人間は、亡くなってしまえばそれまでだと思っていますから。ですが、そんな岩田さんから学んだこととして、やるべきことを一生懸命にやるといいますか、今現在できることを最大限振り絞って行うということは、とても大事だと思っています。
また今後も新たなファイターを制作するということもあり、これからも頑張っていきますので、ぜひ応援していただければと思います。ありがとうございます。
おめでとうございます。さあ、それではここで、実際にご投票いただきましたユーザーを代表して、三井様にも一言、コメントをいただきたいと思います。お願いします。
本日は受賞、おめでとうございます。
子どものころに遊んだゲームは、大人になった今でも心に残ると、先ほど桜井さんが仰っていましたが、まさに今、私自身も体感しております。
最初の『スマブラ』が発売された頃はまだ子どもで、今、こうやって大人になっても変わらず楽しめていることを、本当に嬉しく思います。
『スマブラ』が楽しいのはもちろんですが、『スマブラ』のおかげで任天堂だけではなく、自分が知らない他のメーカーのキャラクターや作品に触れることができました。
単純に遊ぶ楽しさに留まらず、知って楽しんだり、子どものころにできなかった遊び方が今はできたりなど、『スマブラ』はただのゲームではなくて、ゲーム以上に素晴らしい作品だと思っています。
そして、新たに追加ファイターが発表されるなど、まだ続きがあるという発表もあったので、今後もこれまで以上に応援していきたいです。頑張ってください。
桜井さん、『スマブラ』に関わってくださった皆様、本日は誠におめでとうございます。
気持ちのこもったコメントをありがとうございました。三井様、ありがとうございました。
見事、日本ゲーム大賞2019 年間作品部門 大賞に輝いた作品は、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』でした。