経済産業大臣賞 経済産業大臣賞

受賞者

2025年の経済産業大臣賞については、決定後公開させていただきます。

表彰内容と選考基準

対象者

近年のゲーム産業の発展に寄与された人物、制作チームなどの団体、プロジェクトを対象に選考、表彰を行います。

選考基準

以下の基準に基づき近年のゲーム産業の発展に寄与された人物、制作チームなどの団体、プロジェクトを対象に選考を行います。人物を対象とすることから、団体の定義については、人物の特定ができない会社などの団体については、除外するものとします。

  1. 優れた作品を創造することにより、ゲーム産業の発展に寄与・貢献していること。
  2. 新たな表現、技術などを用い、ゲーム産業の裾野を拡大していること。
  3. 海外作品の日本版移植作品も含みます。
※上記基準1~3については、日本の家庭用ゲーム産業を対象とします。

表彰

経済産業大臣賞(1名、1団体、1プロジェクトのいずれか)

審査方法

近年のゲーム産業の発展に寄与された人物、制作チームなどの団体、プロジェクトを日本ゲーム大賞各選考委員より個別に推薦いただき、選考委員会にて審議の上、受賞を決定するものとします

過去の受賞者

2024年(第17回)

プレイステーション

1994年に発売され、今年12月に30周年を迎える初代プレイステーション。
メディアにCD-ROMを採用し高騰するソフトの価格を下げ、さらにはレコードショップやコンビニなどの新たな販路を活用することで、ゲームファンの層を広げるとともに、さまざまなゲームメーカーやタイトルの参入により一世を風靡、ゲーム市場に大きな変化をもたらしました。
テクスチャーマッピングによる3Dグラフィックを実現した次世代高性能ビデオゲーム機として、開発者の表現の可能性を広げるとともに、新たなゲーム体験をファンに届け、据え置き型としては初めて、世界累計出荷台数が1億台を超える一大ベストセラーになるなど日本のゲーム産業の発展に貢献。
また現行のプレイステーション5に至るまで、30年の長きにわたり産業をけん引されてきた点も評価されての受賞となりました。

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プレイステーション
2023年(第16回)

ファミリーコンピューター

8ビットCPUを搭載した家庭用カセット式ビデオゲーム機として1983年に発売され、今年40周年を迎えたファミリーコンピュータ。

本体をテレビに接続して、カートリッジを差し替えるだけで、様々なゲームを誰でも気軽に楽しむことができる画期的な製品。これまで発売されたタイトルは1,000以上。

単なる玩具としてのヒット商品に終わることなく、現代にいたるまでの40年にわたり発展し続ける世界のゲーム産業の礎を築いた点。そして、多くの作り手や遊び手を生むなど、ファミリーコンピュータなくしてゲーム産業の発展はなく、新たな産業の創出と発展における、その多大なる貢献が評価されての受賞となっております。

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ファミリーコンピューター