経済産業大臣賞
経済産業大臣賞は、ファミリーコンピュータに
ゲーム産業の発展に寄与した人物などに贈られる経済産業大臣賞は、ファミリーコンピュータが受賞となりました。
8ビットCPUを搭載した家庭用カセット式ビデオゲーム機として1983年に発売され、今年40周年を迎えたファミリーコンピュータ。
本体をテレビに接続して、カートリッジを差し替えるだけで、様々なゲームを誰でも気軽に楽しむことができる画期的な製品。これまで発売されたタイトルは1,000以上。
単なる玩具としてのヒット商品に終わることなく、現代にいたるまでの40年にわたり発展し続ける世界のゲーム産業の礎を築いた点。
そして、多くの作り手や遊び手を生むなど、ファミリーコンピュータなくしてゲーム産業の発展はなく、新たな産業の創出と発展における、その多大なる貢献が評価されての受賞となっております。
経済産業大臣賞の設立趣旨
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会では、コンピュータエンターテインメントをひとつの文化として捉え、その振興を図るとともに、コンピュータエンターテインメント産業の発展に寄与することを目的に1996年より、本表彰制度を開催、今回で27回を数えます。
日本ゲーム大賞は、これまで「年間作品部門」「フューチャー部門」「アマチュア部門」の3つのカテゴリーにおいて、優れたゲームソフトの選考・表彰を行ってまいりました。
2008年より、これまでのゲームソフトのみを対象とする表彰制度から、産業発展に寄与された人物・団体などを対象とする「経済産業大臣賞」を新設。
産業を支えるゲームソフトと人物・団体の両面を対象とする”より開かれた意義ある表彰制度”として開催しております。
経済産業大臣賞の選考基準
優れた作品を創造することにより、ゲーム産業の発展に寄与された方、 また新たな表現、技術などを用い、ゲーム産業の裾野を拡大された方などに贈られます。
なお、選考対象は人物・団体などとしております。