受賞作品経済産業大臣賞
経済産業大臣賞は、ポケットモンスターに
ゲーム産業の発展に寄与した人物などに贈られる経済産業大臣賞は、ポケットモンスターが受賞となりました。
1996年、株式会社ゲームフリークによって開発されたゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』が発売され、交換や対戦、コレクション要素など、それまでにない遊びが生まれました。
同社の卓越した創造性と情熱により、現在に至るまで、時代やライフスタイルの変化に応じた新たな体験が、続々と創り出されています。
1997年には日本国内で、翌1998年には北米でテレビアニメの放映が開始されるとともに、ゲームの発売が始まりました。日本国内では「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」が公開され、世界中で爆発的な人気を博し、日本のみならず世界でも人気の高いコンテンツへと成長しました。
ポケモンは、ゲーム『ポケットモンスター』シリーズを起点に、カードゲーム、アニメ、映画、ライセンス商品など多彩な分野へ展開し、世代や国・地域を越えて共有、支持される一つの文化を築き上げてきました。
2016年に配信を開始した『Pokémon GO』は、ARゲーム、位置情報ゲームをライトユーザー層にまで広く普及させるきっかけとなり、近年においても『Pokémon Sleep』や『Pokémon Trading Card Game Pocket』、更には『ぽこ あ ポケモン』『Pokémon Champions』などの数々の派生コンテンツが大きな話題となっています。
また、地方創生、アートや工芸、スポーツなどといった多様な業界との取り組みが展開されるなど、ゲーム産業にとどまらず、幅広い産業や地域の活性化にも貢献。
『ポケットモンスター 赤・緑』の発売から30年という長きにわたり、ビデオゲームを基盤に革新的な遊びを創出し、世代を超えて人々と遊びを結び付けるとともに、世界のゲーム文化および産業の発展に多大な貢献を果たしてきた点が高く評価され、今回の受賞となりました。
経済産業大臣賞の設立趣旨
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会では、コンピュータエンターテインメントをひとつの文化として捉え、その振興を図るとともに、コンピュータエンターテインメント産業の発展に寄与することを目的に1996年より、本表彰制度を開催、今回で30回を数えます。
日本ゲーム大賞は、これまで「年間作品部門」「フューチャー部門」の2つのカテゴリーにおいて、優れたゲームソフトの選考・表彰を行ってまいりました。
2008年より、これまでのゲームソフトのみを対象とする表彰制度から、産業発展に寄与された人物・団体などを対象とする「経済産業大臣賞」を新設。
産業を支えるゲームソフトと人物・団体の両面を対象とする”より開かれた意義ある表彰制度”として開催しております。
経済産業大臣賞の選考基準
優れた作品を創造することにより、ゲーム産業の発展に寄与された方、 また新たな表現、技術などを用い、ゲーム産業の裾野を拡大された方などに贈られます。
なお、選考対象は人物・団体などとしております。