シンプルなゲームシステムに操作方法ですが、ステージのレベルデザインが
チュートリアルも兼ねて非常に丁寧に作られています。

審査を終えた休憩時間にも、つい続きを遊びたくなってしまいました。

レトロなドットグラフィックも世界観を逆に喚起させていたと思います。

頭部を投げて通電させるというロボットならではのインパクトと
電気を流すというゲーム性がマッチしたコンセプトが良かった。

欲を言えば、電気を流し先のルートを通電させるだけでなく、電気の流れそのものが
ゲームになっていればより評価を得られた作品だと思います。


株式会社スクウェア・エニックス　　時田 貴司

頭から電流が流れるロボット ELEC(エレク)君を操作し、
落ちている電池を回収し、発電所へ持ち帰るアクションゲーム。

足場や壁に触れて電流を流し、仕掛けられたギミックを作動させ
ステージを進めていきます。

ジャンプしても届かないギミックには、頭を投げて進むことも。
でも頭を投げたら要注意、急いで体と合体させないと、体は木っ端微塵に！

電流を流さないと進めない場所や、逆に流すと危険な足場など、
さまざまなギミックが満載。

シンプルなゲーム設定と、奥の深いパズル要素が加わった
クオリティの高い作品です。

アマチュア部門 優秀賞をいただきまして、ありがとうございます。

私は今回初参加で、さらには３ヶ月という短い期間の中で個人として制作するのも初めてでした。
今回このような結果で大変うれしく思います。

しかし、私一人の力ではこの作品は生まれませんでした。
デバックをして、様々な意見をくれた皆様、ゲーム制作環境を用意してくれた先生方、
皆様のおかげです。

心から感謝しています。

この経験は、私がこの先ゲーム業界へと進む大きな一歩となりました。
自信と誇りをもってこれからもがんばっていこうと思います。