受賞作品アマチュア部門
佳作DragKncokFight
作品概要
タイトル | DragKncokFight |
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プラットフォーム | PC |
学校名 | 日本工学院専門学校 |
受賞者名 | DAN5 |
佳作 選考理由
この度は受賞おめでとうございます!
新規性のあるゲーム操作とルールでありますが、左右のアナログスティックをそれぞれ操作することによって、多くのブロックを連続破壊する気持ち良い「感触」の表現ができていると高く評価をさせていただきました。
それぞれのステージも「スーパークラッシュ」による大胆な操作で一気に破壊するステージや、丁寧な操作で破壊をしていくステージと、遊び心地的にも緩急があるステージデザインができていたと思います。
またグラフィックはピクセル感を意識した世界観と目立つ色彩で統一されており、その表現はブロックを破壊するといったゲーム内容とマッチしていて、作品全体のまとまり感と魅力の向上に貢献しています。
演出においてもブロック破壊時の画面振動やSE、エフェクトにも「感触」を伝えたい気遣いがあり、作品全体を通して品質を上げていく開発チームの力を強く感じ、高く評価をさせていただきました。
株式会社セガ 松本 功
この作品について
大量のブロックを連続破壊して高スコア獲得を目指すアクションゲーム。
ブロックを破壊する「感触」の気持ち良さと爽快感を表現した作品。
プレイヤーは、支点とオモリの両方を左右のアナログスティックで操作、オモリを振り回しながら、ブロックに当てて破壊します。
支点とオモリの距離は常に縮まり続け、近づきすぎると爆発してラウンドが終了。バネのように跳ね返るブロックや破壊できないブロックなどを利用し、支点とオモリとの距離をうまくコントロールすることが、高スコア獲得のカギに。
大胆操作で一気に破壊するステージや、丁寧かつ慎重な操作が求められる多様なステージを用意。
そして演出面では、画面の振動や、効果音などでブロックを破壊する「感触」を見事に再現した作品です。
ゲーム制作者のコメント
この度は、佳作へ選考いただきありがとうございます。
操作感、演出、サウンド、「感触」の良さを出せるようにあらゆる面をこだわって開発したので、そこを評価していただきとても嬉しく思います。
「感触」に関して色々な試行錯誤をした末、締切の約1週間前にゲームシステムを一新するという、リスキーな決断をしました。チームメイトにはかなり無理をさせたと思います。そのときの一人一人の踏ん張りがあったおかげで、「DragKnockFight」は完成しました。ただその一方、もっと早くこの形が出来ていれば、まだまだやれることはあったのではないかと、悔しい気持ちもあります。
とりあえず今は、初めてのゲーム大賞で結果を残せたことを心から祝いたいと思います。そして、アドバイスをくださった先生方、審査員の皆様、本当にありがとうございました。この経験はチームにとって、これからのゲーム開発の大きな糧になると思います。
来年こそは大賞いただけるよう、チーム各位、精進していきたいと思います。