受賞作品アマチュア部門

近未来的な都市を舞台に、メガロポリスの稲妻と呼ばれる主人公「ロア」を操作し敵を撃破していく、ハイスピードアクションゲーム。

雷となって気持ちよく敵を貫く「感触」をコンセプトに制作された作品。

街中に広がるレールの上を縦横無尽に駆け巡り、敵に体当たりをして撃破します。「ロア」が繰り出す攻撃は、突進攻撃と回転攻撃の２つ。敵がレールのどこに配置されているかを見極め、異なる特性を持つ２つの攻撃を使い分けることがゲーム攻略のカギ。

敵の配置と最短ルートを把握し、テンポ良く攻撃すると、移動速度と攻撃威力がアップし、高スコア獲得のチャンス。

弾丸のようなスピード感と爽快感、さらにはグラフィックやエフェクト、SEに至るまで、そのコンセプトと世界観を見事に表現した作品です。

この度は、日本ゲーム大賞アマチュア部門 佳作を頂き誠にありがとうございます。

今回の「感触」というテーマから私たちは、なんとなくイメージは出来るけど、実際に手に取ることは出来ない「雷」の感触を再現するのはゲームならではの表現だと考え、「雷」のスピード感を再現するために、ゲームシステム・テンポ・デザイン・SEなど、ゲームを構成する全ての要素にこだわって製作しました。

その点を評価していただき、こうして佳作を受賞できたことを大変うれしく思います。

来年こそは大賞を…と言いたい所ですが、私たちは卒業を控えた4年生で結成されたチームで、今回が最後のアマチュア部門でした。

今回の制作で培った経験や、佳作を頂けた自信を糧に、今後はプロとして日本のゲーム業界を盛り上げていけるよう、更に精進して参ります。

時間をかけて審査してくださった審査員の皆様、熱くご指導下さった教官の皆様、共にThunder Roarを作り上げてくれたチームメンバーに感謝致します。

ありがとうございました。