受賞作品アマチュア部門

アワード_01アワード_02

大賞・優秀賞はがれがしー

作品概要

作品イメージ01

作品イメージ02

タイトル はがれがしー
プラットフォーム PC
学校名 HAL大阪
受賞者名 サンバルがんばる

大賞・優秀賞 選考理由

・「感触」という募集テーマに対して「シールをはがす」をゲーム企画のコアに据えた着眼点
・そのコアから派生する企画の面白さ(はがれ落ちる、戻る)、気持ちよさ(ジャンプ)
・それらの掛け合わせによるレベルデザイン(どれを先にはがすか/はがした後戻る力を利用して~等)
・敵エネミーも「はがす」というコアでアプローチし、バリエーションを付けている点
・他タイトルには見られなかったボス企画のレベルデザイン、難易度設計
・ワールドマップUIの作りこみ
・バグの少なさ

以上の点で、ゲームとしての総合的なクオリティが非常に高いと感じました。キリンのボスに苦戦しましたが、楽しく遊ばせていただきました。次作も楽しみにしております

株式会社スクウェア・エニックス 新井 靖明

 

大賞おめでとうございます!

「感触」というテーマを「シールを剥がす」というコンセプトで様々なアクションに昇華しペリペリとシールを剥がす楽しさ、気持ちよさがたくさん詰まった作品。

シールをペリペリ剥がす感触に、シールの前後を張り替えたりする攻略…
シールのめくれる勢いを利用して大きくジャンプしたり、滝のように上から下へと自動に剥がれるシールに、トロッコのシールを動かしたり…とパズルを解くような感覚で様々なアクションが楽しめます。

またゲーム自体の完成度も高く、ステージのボリュームや仕掛けの数々、ステージを細分化しリトライのしやすさを考慮した設計、横から剥がすのか?下から剥がすのか?など各種ザコ敵やボスの攻略も変化に富み、テーマの「シールを剥がす感触」の魅力がゲームを進行するごとに感じられます。

ラスボスを攻略後のエキストラステージやゲームクレジットまで遊びごごろいっぱいの作品になっていて最後まで世界観に浸れるの制作者の方たちの愛を感じる内容となっています。

株式会社カプコン 一瀬 泰範

この作品について

マジョのいたずらで変わってしまった世界を元に戻すべく、主人公「ペリン」を操作して、ゴールを目指すアクションパズルゲーム。

シールを剥がす「感触」に着目した作品。

プレイヤーは、ステージ上の大小様々なシールを剥がしてゴールを目指します。シールの剥がし方と使い方が、ゲーム攻略の重要なポイント。

ゆっくりと剝がしたり、ちょっとだけ剥がして上に乗ったり。剥がす順番を入れ替え、重なり方を変えて新たな足場を作ったり。シールの形を自在に変えながら、ステージを進みます。

時には、力をためて一気に剥がし、シールに自分を巻き込んで大ジャンプして、敵を巻き込み一気に倒します。

ペリペリとシールを剥がす楽しさと、その「感触」の気持ちよさが、ふんだんに詰めこまれた完成度の高い作品です。

作品イメージ03

作品イメージ04

ゲーム制作者のコメント

この度は、大賞という大変名誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。

私たちは、テーマから着目した「はがす」感触をどうすれば楽しんでいただけるかを常に考えながら制作してまいりました。

ゲームに親しみやすくなるように、絵本のような世界観をはじめ、「はがし方」を考えるゲーム性やその感触の気持ち良さ、楽しさと遊びやすさを両立させるためにステージや挙動を何度も作り直して、メンバー全員が同じ意思を持ちこだわり続けました。

こうして審査員の方々に細部まで高い評価を頂くことが出来て、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。

私たちがやりたい事を詰め込んだこの作品が、輝かしい賞を頂けたことで、メンバー一同これからもモノ作りに自信と熱意を持って取り組むことができます。

改めて、はがれがしーに関わってくださった多くの方々と、お忙しい中遊んでいただいた審査員の皆様に、心から感謝申し上げます。

本当にありがとうございました!