発表授賞式
ご挨拶
平井 淳生 様
今回、20回目を迎える「日本ゲーム大賞」が、このように盛大に
開催されます事を、心よりお祝い申し上げます。
この後、「経済産業大臣賞・年間作品部門」の各賞が
発表されますが、受賞される方々に、心よりお祝いを申し上げます。
さて、20回目にあたり、20年前、あるいは初期の頃に
どのようなタイトルが受賞されているのかを調べてみますと、
例えば、『サクラ大戦』、『ファイナルファンタジー』シリーズ、
『ゼルダの伝説』シリーズ等のタイトルが受賞されております。
この「日本ゲーム大賞」は、前年に発売された優れたタイトルに
授与されております。
過去の歴代の受賞タイトルを拝見しますと、20年経った今でも
色あせない優れたタイトルが、受賞作品に選考されてきたと
感じております。
ゲームの持つ強みの一つとして、その時々のブームを作るという点に
非常に大きな価値があると思いますけれども、このように世代を超えても
なお楽しまれる、色あせない、という点も一つの強みではないかと思う
次第でございます。
20年間に亘り、この「日本ゲーム大賞」を続けてこられたCESAの事務局をはじめ、
関係者の皆様に、心より敬意を表したいと思います。
経済産業省としましても、日本から世界に発信され、世界で楽しまれている
ゲームをはじめとしたコンテンツ分野に様々な支援を行っているところです。
先程も申し上げましたが、ゲームは、世代を超えると同時に国境も超えます。
そのような意味も含め、「日本経済を支えるゲーム産業」と言われたりもしますが、
皆様の今後益々のご発展に、心より期待を申し上げて、本日のご挨拶とさせて
いただきます。
本日は誠におめでとうございます。