発表授賞式

主催者代表挨拶

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会
会長 岡村 秀樹


「日本ゲーム大賞2016 経済産業大臣賞・年間作品部門」
発表授賞式にご臨席くださいまして、誠にありがとうございます。

この「日本ゲーム大賞」は、「東京ゲームショウ」が初開催された
1996年に「CESA大賞‘96」の名称でスタートし、
今年で20回目を迎えます。

一言で20回目と申し上げましたが、毎年この催しを
つつがなく行い、こうした公の場で、賞を授与させていただくことは、
一言では表せない大変な重みがあると感じております。

先程、この会場にてCESA設立当時の大先輩方にご参加
いただいて「20周年記念講演」を行いました。

その中で、そもそも「東京ゲームショウ」が、どのような目的を持って
開催されてきたのか、そして、発売された数多くの作品の中から、
最も支持された作品を表彰する「日本ゲーム大賞」を
開催するに至ったのか、その経緯や想いについての話がございました。

私自身、20年前は、あるプラットフォームメーカーに在籍おりましたので、
その当時の経緯や想いについて、詳しくは存じあげておりませんでしたが、
諸先輩方のお話しを伺いながら、改めて考えてみますと、CESAの設立と共に
歩んできた「東京ゲームショウ」、そしてこの「日本ゲーム大賞」の20年は、
本当に意義深く、積み重ねられた歴史の重みがあるように思います。

「東京ゲームショウ」は、今や日本国内だけではなく世界中から注目を集め、今年は、国内外から
614社もの出展をいただいております。

そして、この「日本ゲーム大賞」は、数多くの優れた作品の中から、各賞を選考し、
13タイトルを受賞作品として、本日発表させていただきます。選考にあたっては、ユーザーの皆様から
いただいた投票も参考にさせていただきながら、様々な視点で審査し、選ばれたタイトルが
受賞を迎えることとなります。

今回、受賞されたタイトル、世に送り出したクリエイターの方々、そして、各タイトルを
しっかりとサポートされた皆様に、敬意を表すと共に、お祝いを申し上げたいと思います。

次の20年に向け、「東京ゲームショウ」はもとより、この「日本ゲーム大賞」が、
優秀なタイトルが絶えることなく毎年輩出され続けることへの一助となるよう、
業界の皆様、そしてユーザーの皆様と共に、我々CESAとしても歩みを続けてまいりたいと思います。

簡単でございますが、日本ゲーム大賞の授賞式に先立ちまして、ご挨拶させていただきました。
どうもありがとうございました。

経済産業大臣賞
年間作品部門
ゲームデザイナーズ大賞
フューチャー部門
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