ゲーム産業の発展に寄与した人物に贈られる経済産業大臣賞は、
任天堂株式会社のニンテンドー3DS開発チームが受賞されました。
携帯用ゲーム機としてはじめて裸眼3D液晶ディスプレーを搭載。
更には、加速度センサーやジャイロセンサーなど新たな技術を採用することで、
ハードウェアとしてソフトの表現の可能性を大きく広げ、
新たなゲームコンテンツの登場を促す土壌を開拓し、
当産業の発展に貢献された点が評価されての受賞となっております。
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会では、コンピュータエンターテインメントをひとつの文化として捉え、その振興を図るとともに、コンピュータエンターテインメント産業の発展に寄与することを目的に1996年より、本表彰制度を開催、今回で16回を数えます。
日本ゲーム大賞は、これまで「年間作品部門」「フューチャー部門」「アマチュア部門」の3つのカテゴリーにおいて、優れたゲームソフトの選考・表彰を行ってまいりました。
2008年より、これまでのゲームソフトのみを対象とする表彰制度から、産業発展に寄与された人物・団体を対象とする「経済産業大臣賞」を新設。産業を支えるゲームソフトと人物・団体の両面を対象とする"より開かれた意義ある表彰制度"として開催しております。
優れた作品を創造することにより、ゲーム産業の発展に寄与された方、また新たな表現、技術などを用い、ゲーム産業の裾野を拡大された方に贈られます。なお、選考対象は人物・団体としております。