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BANG!BANG!BACHI魂 |
タイトル |
BANG!BANG!BACHI魂 |
プラット
フォーム |
PC |
学校名 |
東京工芸大学 |
受賞者名 |
M3 |
プレイした最初の印象として、魂を膨らませてモンスターを叩くという操作感に気持ちよさを感じられた作品でした。限られた範囲の狭いステージの中で逃げ回り、チャンスを見つけて一気にモンスターを叩く、というゲーム性にメリハリがあり、さらに何度か落下してもリカバリーができるなど、システム的にアクションとしての過度のストレスを強いていない部分も好感触です。
また、プレイヤーキャラとなる女の子のキャラクター性が、魂を引きずるというアクションも合わさって可愛らしく、その点でゲーム性とキャラクターがうまく融合していると感じました。タイトルロゴやボス名などのデザインなどもゲームのイメージにマッチしています。
ただ、惜しい点として2010年のアマチュア部門で大賞を受賞した、同じく東京工芸大学の作品「SAND CRUSH」と比較して、ゲーム性には異なる部分も多いものの、グラフィックやステージ構成など全体のイメージが似通っており、その部分においてより新しいアイデアがあれば……と感じました。
株式会社アスキー・メディアワークス
千木良 章
プレイヤーは自分の魂を木槌のように振り回しながら、異形の悪魔たちをぶっ飛ばしていくアクションゲーム。
攻撃方法は至ってシンプル。
ボタンひとつで魂を敵に叩きつけ攻撃します。
ボタンを長押しすると力が溜まり、多数の敵を一気にぶっ飛ばすことができます。
敵を倒す爽快感、主人公の女の子が魂を引きずる可愛らしいアクションなどゲーム性とキャラクター、世界観が融合した作品です。
私たちは大学の3・4年生の混合チームで他学年と制作をしました。
初めての混合チームで戸惑いも多く、さらに企画構想含め3ヶ月で3Dアクションゲームを作るというかなり無茶なスケジュールだったため、いろいろな苦労もあり試行錯誤の連続でしたが、チームメンバーと協力して最後まで作りきることが出来ました。
300作品以上の中から佳作に選ばれたことはとても光栄なことです。
しかし「目指せ大賞!」を目標に取り組んできたこともあり、悔しさもあります。
4年生は今年で卒業ですが、後輩のみんなには来年もチャンスがあります。
この悔しさをバネに、より良いゲームを作って欲しいと思います。