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ELEDiVE |
タイトル |
ELEDiVE |
プラット
フォーム |
PS Vita |
学校名 |
HAL大阪 |
受賞者名 |
A-Mail PROJECT |
初見の印象としてはシンプルなパズルゲームですが、注目したポイントは
(1)PS Vitaのハード特性の活用の仕方を含めたゲーム性
(2)ビジュアル、サウンドなど、ゲーム全体のイメージの統一感です。
(1)については、まずキャラとブロックを1歩ずつ動かすシンプルな操作がわかりやすく、背面タッチパネルを使った表と裏の世界の入れ替えもパズルに深みを与えており、単なる「ブロックを使ったパズル」以上の面白さを生み出している印象です。
細かい点では、LOCKブロック、TOUCHブロック、W MOVEブロックなどの動きの仕組みが 若干わかりにくく、背面タッチによる世界の切り替え操作に若干クセがある点が気になりましたが、パズルの重要な要素としての「次々と先の面にチャレンジしたくなる」という部分をかなりの水準で満たしていると感じました。
また(2)については、途中に挿入されるイラスト、ゲーム中のグラフィック、BGM、SEをあわせ、「ELEDiVE」というゲームの雰囲気がとても統一されており、映像としては"緻密"と表現するまでではないものの、ゲーム世界全体に気持ちよさが感じられます。
意外性という面での驚きは少ないですが、プロダクト全体としてのまとまりを感じさせる作品であり、その点を主に評価して選考させていただきました。
株式会社アスキー・メディアワークス
千木良 章
『バグによって崩壊していく電子世界』が舞台。
画面を傾け、少女EMIT(エミット)をバグの元まで導き、世界の崩壊を止めるスライドパズルアクションゲーム。
移動するキャラクターとブロック、表と裏の世界の入れ替えなど、数手先の展開を予想する力がこのゲームのカギを握ります。
ソリッド感溢れるグラフィック、直感的な操作、BGMなど、クオリティの高い作品です。
この度は、このような賞をいただくことができ大変嬉しく思います。
入学した時から憧れ、目標としていたコンテストで賞をいただけてとても嬉しいです。
タイトルの50音順や、クリアの種類、目標手などたくさんのことを考え盛り込みましたが、もっとできたなあという気持ちはやはりどこかにありますし、時間が経てば立つほど出てきます。
ゲーム制作でこの気持ちはきっと尽きることがないとは思いますが、これからはこの制作を活かし、できるだけその気持ちを減らせるような制作を心がけたいです。
たくさんの方にお世話になりました。最後まで迷惑をかけた先生方、楽しく制作することができたチームメンバー、日本ゲーム大賞のスタッフの方々、関わっていただいたすべての人に感謝します。