ゲーム産業の発展に寄与した人物に贈られる「日本ゲーム大賞2010 経済産業大臣賞」の受賞者を
「ドラゴンクエスト」シリーズの“生みの親”であるゲームデザイナー、堀井 雄二氏に決定致しました。
日本を代表する作品「ドラゴンクエスト」シリーズで、多くのユーザーにゲームで物語を楽しむことを教え、
ゲーム可能性を大きく広げるなど、日本のゲーム産業界を常に牽引されてこられた点。
また、最新作「ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人」では、“すれ違い通信”という新たな楽しみ方を提示。
延べ1億人を超える人々が、“すれ違い通信”に参加するなど、大人から子供たちまで、人と人がデータを通じてふれ合うことで、
世代を超えた多くの人々にゲームの魅力を伝え、ゲーム産業界の発展に大きく貢献された点が評価されての受賞となっております。
<経済産業大臣賞の設立趣旨>
社団法人コンピュータエンターテインメント協会では、コンピュータエンターテインメントをひとつの文化として捉え、
その振興を図るとともに、コンピュータエンターテインメント産業の発展に寄与することを目的に1996年より、本表彰制度を開催、
今回で14回を数えます。
日本ゲーム大賞は、これまで「年間作品部門」「フューチャー部門」「アマチュア部門」の3つのカテゴリーにおいて、
優れたゲームソフトの選考・表彰を行ってまいりました。2008年より、これまでのゲームソフトのみを対象とする表彰制度から、
産業発展に寄与された人物・団体を対象とする「経済産業大臣賞」を新設。
産業を支えるゲームソフトと人物・団体の両面を対象とする"より開かれた意義ある表彰制度"として開催しております。
<経済産業大臣賞の選考基準>
優れた作品を創造することにより、ゲーム産業の発展に寄与された方、また新たな表現、技術などを用い、
ゲーム産業の裾野を拡大された方に贈られます。なお、選考対象は人物・団体としております。