タイトル | PlutoMachina |
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プラットフォーム | PC |
学校名 | ヒューマンアカデミー広島校 |
受賞者名 | 機械仕掛けの冥王星 |
「☆の形状を作ること」と「自分が移動する経路を作ること」を、光線の操作というシンプルな要素に集約したことで、新しい、魅力的なゲーム性をもたせることができていて、コンセプトに対する審査員全体の評価も非常に高かったです。
また、光だけを通す壁、反射板、光を遮る移動床など、このゲームルールに対してどういうギミックが適しているか、ということも良く考えられていたと思います。
その一方で、このゲームに初めて触れる人がどう感じるか、という視点での配慮や作りこみが不足していたと思います。
「どのような操作方法であれば直感的に遊べるのか」「最初はどんなステージを提供してルールを理解してもらうか」、「ギミックをどのような順序で追加していけばワクワクするか」というように、全ての仕様を理解した作り手の目線ではないところから、しっかりと考察し、検証することができていれば、もっと素晴らしい作品になったと思います。
発想やそれを膨らませる力はとても秀でていると思いますので、今後の作品にも期待しています。
コーエーテクモゲームス 枝川 拓人
光の中を移動できるキャラクターと、その光源となるライトの角度を操作し、ステージを進むアクションゲーム。
ミニマップをヒントにステージ内に複数あるライトを操作しクロスさせ、星形を完成させればステージクリア。
時には、鏡に反射させた光の中を移動したり、通常では通ることのできないガラスの壁に光をあて、透過して進んだり、光の特性を生かしたギミックを上手く利用することが攻略のポイント。
「移動する経路」と「星の形状」を作るという2点をコンセプトに独創的なアイデアで制作されたオリジナリティ溢れる作品です。
今回、佳作という結果にはなりましたが、私達のゲームを高く評価していただけたことを嬉しく思います。
しかし、ゲームの完成度が低く、作りたかったが作れなかったというところが多くあったため悔しい気持ちもあります。もし作りたかったものを作れていたら優秀賞や大賞を狙えたのかと思うととても悔しく、この地持ちを次からのゲーム制作に活かしていこうと思います。
悔しいとは言いましたが、やはり嬉しい気持ちも大きく自分達のゲームを楽しんでいただけて本当にありがとうございます。これからも多くの人を楽しませることが出来るゲームを考え、今回の反省を活かしてもっと遊びやすく誰もが楽しめるゲームを作っていこうと思います。