タイトル | Overlay |
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プラットフォーム | PC |
学校名 | 名古屋工学院専門学校 |
受賞者名 | TeamKoide |
2Dと3Dのモードを切り替えてホシちゃんを探して集める基本の目的と、酸素を集めてコンボを繋ぎハイスコアを目指す要素がきれいにまとまっており、ステージ構成は単調さを感じましたが、コンセプト、完成度、技術力のいずれも平均以上のレベルだったと思います。
3Dモードで惑星を回しながら最適な配置を見つけ出すトリックアートのような仕掛け。2Dモードで一気にホシちゃんと酸素を回収する爽快感。そして、シンプルながらも世界観が伝わってくるグラフィックも印象的でした。
受賞おめでとうございます。
Gzブレイン ファミ通App編集部 水永三代目
惑星から惑星へと移動し、酸素を補給しながら、惑星にいるホシちゃんを集めるパズルゲーム。
プレイヤーは、3Dモードで惑星間を見渡し、惑星同士が重なったら2Dモードに切り替え、平面化され重なった3つの惑星を進んで、ホシちゃんと酸素を回収します。ホシちゃんは、2Dモードにした時の歩く軌道上に位置させないと回収できません。ゲーム攻略のポイントは、予め3Dモードで、ホシちゃん回収にベストな位置を見つけ出すこと。
酸素がなくなればゲームオーバー。そして2Dモードの切り替え回数に制限も。酸素獲得の数とコンボ数、そしてホシちゃんを回収したコンボ数に応じてスコアが倍になるなど、上手くコンボをつなげて高得点を目指します。
トリックアートのようなユニークな仕掛けと、回収する時の爽快感あふれる作品です。
この度、日本ゲーム大賞アマチュア部門にて、優秀賞という名誉ある賞を頂けた事、心より感謝いたします。
今回の「☆」というテーマでの制作は、おそらくどの学校の生徒の皆さんも苦労を強いられたと思います。私達のチームは、おそらく「形」や「星座」などを使った作品が多くでてくるだろうと考え、少しでも異質性のあるアプローチを考えました。そうして私達は、「星を渡る」という動作をコンセプトとして制作を開始しました。
「Overlay」は、その特殊な操作性とゲーム性をセールスポイントとしています。
このゲームを制作するにあたり苦労した点は、星を渡る表現とレベルデザインです。星々を見渡す「3D表現」と星間を移動する「2D表現」は予想以上に難しく、納得のいく形になるまでに相当な時間を費やしました。
さらに「2つの表現を駆使しなければ解けない」というパズル要素を組み込むことで、ゲーム性としても異質なものとなり、高い評価を得ることができました。
最後までついてきてくれたメンバーや、支えて下さった周囲の方々あっての受賞でした。本当にありがとうございました。