発表授賞式|日本ゲーム大賞

発表授賞式フューチャー部門

日本ゲーム大賞「フューチャー部門」は、東京ゲームショウ2019に出展された未発売タイトルより、ご来場いただきました皆様からの投票で選出された全作品の中から、「日本ゲーム大賞」選考委員会により11作品が今後が期待される作品として選出されました。

プレゼンター(50音順)

株式会社集英社
Vジャンプ 編集長
伊能 昭夫 氏

株式会社KADOKAWA
電撃ゲームメディア ディレクター
ゲームコミュニティ編集課 編集長
西岡 美道 氏

株式会社Gzブレイン
週刊ファミ通 編集人・編集長
林 克彦 氏

フューチャー部門 受賞

龍が如く7 光と闇の行方

株式会社セガゲームス

総合監督
名越 稔洋 氏

受賞者

本当に嬉しく思います。
正直に申し上げると、受賞できないのではと思っていました。

主人公も代わり、舞台も変わって、さらにはゲームシステムも替わるなど、今まで積み上げたものを一回リセットするのには、本当に勇気がいりました。

そしてこのリセットによって作品への評価も、もう一度ゼロから積み重ねることになり、この「フューチャー部門」のことは頭から外したほうがいいだろうと思っていました。

そうしたなか、実際にゲームショウに来場されたお客様から「面白かったよ」「予約を入れたよ」などとお声掛けいただけたことが大変嬉しく、またこうして実際に受賞できたことは、逆に自信がなさすぎたのかもしれないとも思いました。

この作品は現在制作中です。こうして受賞というかたちで、最後の追い込みのためのエネルギーをいただけたことは、本当に嬉しい限りです。ありがとうございました。

フューチャー部門 受賞

サイバーパンク2077

CD PROJEKT RED / 株式会社スパイク・チュンソフト

レベルデザイナー
MAX PEARS 氏
(CD PROJEKT RED)

ジャパン・カントリーマネージャー
本間 覚 氏
(CD PROJEKT RED)

MAX PEARS 氏

この発表授賞式の会場にいらっしゃる皆様、そしてこのタイトルを支援していただいた方々に、感謝申し上げます。

弊社の拠点はポーランドにあります。ポーランドにいる全スタッフを代表して、皆様に感謝の言葉を伝えたいと思います。ありがとうございます。

今回の東京ゲームショウには、この『サイバーパンク2077』という作品単体で大きなブースを出展させていただきました。
こうやって賞をいただけたことは、皆様から期待されていることだと思っています。

この受賞を糧にして今後の開発を進めたいと思います。

皆様、引き続きご支援のほどをよろしくお願いいたします。

本間 氏

「日本ゲーム大賞2019」フューチャー部門を受賞でき、誠に光栄です。本作に投票してくださった皆様、本当にありがとうございました。

『サイバーパンク2077』は、近未来の大都会「ナイトシティ」を舞台にしたオープンワールドRPG作品です。今回の東京ゲームショウでは、来場された皆様に、世界ではじめて本作の日本語版をご覧いただきました。いまだかつてない規模のオープンワールドゲームで、ローカライズボリュームも類を見ませんが、最高のクオリティで皆様に本作をお楽しみ頂けるよう、日本チームも一丸となって制作にあたっています。

日本人のキャラクターや日本の文化もたくさん登場し、きっと今までの“洋ゲー”とは違った楽しみ方もして頂けるのではないかと思っています。発売まで今しばらくお待ちください!

改めまして、ご投票頂きありがとうございました。

フューチャー部門 受賞

十三機兵防衛圏

株式会社アトラス

プロデューサー
山本 晃康 氏

受賞者

このような晴れやかな場で、そしてユーザーの皆様とこんなに近い距離で、今後が期待される作品として『十三機兵防衛圏』を表彰していただき、ありがとうございます。

開発を手がけているヴァニラウェアのスタッフの皆様、それからベイシスケイプのスタッフの皆様を代表して、厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。

2007年の『オーディンスフィア』、2013年の『ドラゴンズクラウン』という2つの作品を手がけたアトラス×ヴァニラウェアの完全新作が、この『十三機兵防衛圏』となります。

この作品は6年ぶりの完全新作であり、本当に力の入った、熱のこもったコンテンツとなっておりますので、ぜひ多くのお客様に、この作品に触れていただきたいと思っております。

よろしくお願いいたします。

フューチャー部門 受賞

新サクラ大戦

株式会社セガゲームス

プロデューサー
片野 徹 氏

受賞者

『新サクラ大戦』プロデューサーの片野です。

この作品は14年ぶりの新作となります。旧作からご支援をいただいている方々には、本当にお待たせしてしまいましたが、そのご支援のおかげで、ようやく立ち上げることができました。

旧作からのファンの方々をはじめ、新しいファンの方々からのご支援があってこそ、この受賞に至ったと思っております。
こうした多くのファンの方々に、お礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。

『新サクラ大戦』は、帝都・東京を守る「帝国華撃団・花組」の物語です。
プレイヤーは主人公の神山隊長になって花組メンバーの絆を深め、そして正義を守るため共に戦う物語となっています。

本作は『BLEACH』の久保帯人先生にメインキャラクターのデザインをお願いしており、大変ご好評いただいております。

また、音楽は過去作より担当いただいている田中公平先生、今回新たにストーリー構成を担当いただくイシイジロウさん、そしてキャラクター「さくら」の声優として佐倉綾音さんにご参加いただいております。

『新サクラ大戦』を、ぜひよろしくお願いいたします。

フューチャー部門 受賞

DEATH STRANDING

株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント

マーケティング&コミュニケーション責任者
齊藤 昭義 氏
(コジマプロダクション)

受賞者

コジマプロダクションで、マーケティング&コミュニケーション責任者を担当しております齊藤昭義です。
このたびは「フューチャー部門」を受賞でき、本当に嬉しく思っております。ありがとうございます。

小島監督をはじめ、コジマプロダクションの全スタッフを代表して、皆様へ感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本当にありがとうございます。

11月8日に全世界待望のコジマプロダクションの記念すべき第一弾『DEATH STRANDING』がいよいよ発売されます。

本作のテーマは「つながり」です。そして今まで皆様が体験したことがない、全く新しいゲームになっています。ぜひ体験して、新しさと感動を味わってほしいと思います。

小島監督、そしてコジマプロダクションのチームスタッフが命を削り、情熱と挑戦、その全てをこのタイトルに詰め込んでいます。

皆様『DEATH STRANDING』に是非ご期待ください。

フューチャー部門 受賞

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S

株式会社スクウェア・エニックス

「ドラゴンクエスト」シリーズ
エグゼクティブプロデューサー
三宅 有 氏

受賞者

スクウェア・エニックスで、『ドラゴンクエスト』シリーズ全体のエグゼクティブプロデューサーを務めております三宅でございます。

このような賞をいただきまして、本当にありがとうございます。

前作『ドラゴンクエストXI』は2017年にPS4、3DS対応作品として発売され、全世界で400万本以上を出荷・販売し、多くの方に遊んでいただくことができました。

本作はシリーズ本編11作目にあたり、新たなる原点として、前作の物語はそのままに、キャラクターボイスや新ストーリーの追加、そして2D、3Dモードが切り替えられるようになるなど、『ドラゴンクエストXI』の全てをこの1本に、というコンセプトで制作してまいりました。

Nintendo Switch対応作品として発売するにあたり、原作者の堀井雄二さんの世界観、物語、RPGの面白さを、より広い世代にも知っていただける機会になればと思っております。

フューチャー部門 受賞

仁王2

株式会社コーエーテクモゲームス

ゼネラルプロデューサー
襟川 陽一 氏

受賞者

この受賞は、多くのゲームのファンの皆様から『仁王2』への期待が寄せられた結果であると思っております。

いただいたファンの皆様からの期待を、開発の佳境にあるチームのメンバーと共有し、『仁王2』を最高のタイトルにしていきたいと思っております。

ファンの皆様、ありがとうございます。

また、前作の『仁王』は2016年に、この「フューチャー部門」を受賞しており、シリーズとして2度目の受賞という意味でも、たいへん嬉しく思っております。

本作は、前作『仁王』の時代背景から少し時代をさかのぼったストーリーとなっております。

前作において、日本の昔の妖怪や、四季折々の美しさや風花雪月、そして文化や伝統が世界のゲームファンに強く支持されたことをたいへん心強く思いながら、現在『仁王2』の開発を進めております。

そして何より、この「フューチャー部門」受賞に際し皆様からいただいたご支援を強く心に感じておりますので、ぜひとも最高のタイトルに仕上げていきたいと考えています。

フューチャー部門 受賞

ファイナルファンタジーVII リメイク

株式会社スクウェア・エニックス

プロデューサー
北瀬 佳範 氏

受賞者

「フューチャー部門」受賞作品に選考いただき、ありがとうございます。

原作となる『ファイナルファンタジーVII』は、22年前にリリースされました。

22年間、ファンの皆様に愛され続け現在に至っておりますが、本作をリメイクするにあたり、過去の22年間を大事にしつつも、これからの20年といわず、40年、100年先、未来を含めて、より愛され続けてほしいという想いでリメイクを始めました。

そういう意味では、未来を見据えて作っている作品であり、「フューチャー部門」受賞はまさに賞の意味するところそのまま、未来の賞をいただくことができ、大変ありがたく思っております。ありがとうございます。

本作は最先端のゲームプレイを提供したいというコンセプトから、特にバトルシステムには力を注ぎ、コマンドとアクションを組み合わせたハイブリッドなバトルになっております。

アクション部分について発表させていただいたときに、伝統的なコマンドRPGの原作ファンの方から、「アクションが苦手な私はどうすれば良いでしょうか」などの声をたくさんいただきました。

その声を受けて、本作にはクラシックモードを新たに設けました。これはアクションの部分を自動で実行することができるモードで、プレイヤーはコマンド選択することだけに注力していただけます。

これによって原作の『ファイナルファンタジーVII』のファンの方や、もしくは伝統的なコマンドRPGファンの方も、安心してプレイできるゲームとなっておりますので、ぜひ皆様にプレイしていただきたいと思っております。

ありがとうございました。

フューチャー部門 受賞

プロジェクト レジスタンス

株式会社カプコン

プロデューサー
川田 将央 氏

受賞者

『プロジェクト レジスタンス』をブースで実際にプレイしていただいたお客様や、映像を見てご期待いただいた方など、いろいろといらっしゃると思います。

実はまだ、この『プロジェクト レジスタンス』という名称は正式タイトルではありません。

正式タイトルも決まっていないながらも本作のゲームデザインはかなり尖がったものになっており、その点において多くの方々から期待が寄せられ、「フューチャー部門」受賞という評価をいただけたのではないかと感じております。

今回の受賞作品にも錚々たるタイトルが並び、紹介されていましたが、本作がそこに名を連ねることができたことは大変光栄に思っておりますし、その期待に応えられるタイトルに仕上げていきたいと思っております。

『プロジェクト レジスタンス』は、非対称の対戦型オンラインマルチゲームとなっております。

サバイバルホラーの要素を持ち、Co-opプレイをしているサバイバーと、リッカーやゾンビを配置してサバイバーを追い込んでいく、マスターマインドの戦いを描いた作品となっております。

ゲームデザイン的には今までの『バイオハザード』と違い、オンラインの楽しさを十分に発揮できる内容に仕上がっているのではないかと思います。これからさまざまな調整が必要ですが、クローズドβテストを通して、引き続き開発を進めて参ります。

ぜひ発売にご期待ください。

フューチャー部門 受賞

ペルソナ5 ザ・ロイヤル

株式会社アトラス

プロデューサー
和田 和久 氏

キャラクターデザイナー
副島 成記 氏

和田氏

アトラスの和田です。

本当に素直に、嬉しく思います。開発のスタッフを代表しまして、厚く御礼申し上げます。

今回、「フューチャー部門」に選考していただけたことは、前作の『ペルソナ5』の評価や実績からの期待も大きいと思いますし、それに加えて『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の新情報、この東京ゲームショウでの出展ブースや試遊に対しても評価していただいたのかなと思います。

関わっていただいたスタッフの皆様に、感謝の気持ちを伝えたいと思います。

そして選んでいただいたユーザーの皆様と共に、喜びを分かち合えたらと思います。

本当にありがとうございます。

副島氏

『ペルソナ5』のキャラクターデザイナーの副島です。
『ペルソナ5』はちょうど3年前の9月15日に発売され、今日で丸3年になります。

『ペルソナ5』でも「フューチャー部門」の受賞作品に選んでいただいておりますが、こうして装いも新たな『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のリリースにあたり、改めて本賞をいただけたのは本当に光栄なことであり、前作にも増してファンの皆様からご期待いただいていると感じております。

この東京ゲームショウの会場を見渡すと、多くの新作が次々と発表されています。

そうしたなか、キャラクターデザイナーである私としては、前作から引き続きキャラクターを描くことができるのは、本当に幸せなことだと思っています。

これからもご期待に応えられるように、開発にまい進したいと思います。

10月31日発売ですので開発は終了しておりますが、これからも皆様と盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

本日は本当にありがとうございました。

フューチャー部門 受賞

ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~

株式会社コーエーテクモゲームス

エグゼクティブプロデューサー
鯉沼 久史 氏

受賞者

コーエーテクモゲームスの代表取締役社長を務めております鯉沼と申します。

ガストのブランド長も兼任しておりますので、本日はガストブランドの代表として、登壇させていただいております。

実を申し上げると、ガストタイトルの『ライザのアトリエ』がこのような素晴らしい賞を受賞し、非常に感慨深い気持ちでおります。

この受賞は、多くの皆様に投票いただき、支持していただいた結果であり、たいへん嬉しく思っています。本当にありがとうございました。

本作は、キャラクターデザインはトリダモノさん、主題歌は神田沙也加さん、そしてシナリオはガストと高橋弥七郎さんに参加いただき、制作を行っております。

冒険したいという気持ちで島の外に飛び出していった「ライザ」が、どういう成長を遂げて、どういうストーリーで結末を迎えるのかをお楽しみいただければと思います。

9月26日発売の『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』をよろしくお願いいたします。

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