ゲーム産業の発展に寄与した人物に贈られる経済産業大臣賞は大乱闘スマッシュブラザーズ プロジェクトチームが受賞されました。
プレゼンター
経済産業省 商務情報政策局 コンテンツ産業課 課長補佐 高橋 和也 様
『大乱闘スマッシュブラザーズ』のディレクターを務めましたソラの桜井と申します。
私は2015年に、個人としてこの経済産業大臣賞を受賞させていただきました。
今回の受賞にあたり、当初は「大乱闘スマッシュブラザーズ 開発チームに」というお話をいただきましたが、あえて「プロジェクトチーム」としての受賞としていただきました。
もちろんこの作品は、バンダイナムコスタジオの方々と共に開発させていただいております。とは言え、いろいろなコンテンツを掲載しているゲームですから、例えば複雑な契約をクリアしなければいけなかったり、各メーカーさんにいろいろと足を運んだり、あるいは参戦ムービーなどを含む販促など、様々な形でいろいろな方がこの作品に携わっています。そうした面も含めて開発チームという枠ではなく「プロジェクトチーム」としての受賞とさせていただくことといたしました。
このプロジェクトチームを代表して、今回、開発を担当されたバンダイナムコスタジオの樋口さん、任天堂の齋藤さんに、それぞれの立場からお話をしていただきたいと思います。
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』のプロデューサーを務めました任天堂の齋藤と申します。
このような賞をいただきまして、大変嬉しく思っております。まずこの場をお借りしまして、本作のために大切なキャラクターや音楽などをお貸しくださいました原作者の方々と、制作に協力いただいた全ての方々、そしてユーザーの皆様に深く感謝を申し上げます。
『大乱闘スマッシュブラーズ』は、任天堂にとって大変重要なゲームタイトルであり、多岐にわたる部門の関係者が、プロジェクトのコーディネーション、開発支援、プロモーション、大会イベントなどに関わってまいりました。
こうした多くの関係者を代表しまして、お礼を申し上げます。本日はありがとうございました。
開発を担当させていただきましたバンダイナムコスタジオの樋口と申します。
プロジェクトチームの一員として、このような素晴らしい賞をいただけることを非常に光栄に思っております。
そしてこの『スマブラ SPECIAL』という、間違いなくゲーム史に残るであろう素晴らしい作品の開発に弊社が参加できたということを大変嬉しく思っております。
また、世界中の本当に多くのお客様にこのゲームを遊んでいただき、そして喜んでいただいて、楽しんでいただけた結果の受賞であることを、何より嬉しく思います。
プロジェクトチーム一同、本日の受賞を誇りとしまして、これからもアップデートを頑張ってまいりますので、引き続き『大乱闘スマッシュブラーズ SPECIAL』をよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。