受賞作品「アマチュア部門」

佳作・個人賞 数学と流れ星

アマチュア部門 佳作 アマチュア部門 個人賞

作品概要


タイトル 数学と流れ星
プラットフォーム スマートフォン/タブレット
学校名 -
受賞者名 岡田 忠憲

佳作・個人賞 選考理由

■選考基準について
新たなゲームクリエイターの才能発掘の為に2014年より新設された個人賞
その受賞作なので個人(インディーゲームクリエイター)らしい斬新な発想力を重視しました。

そして、今年からテーマを設定することになり、今年のテーマは「動き」。
このテーマにどれだけ沿った作品になっているかも見ました。
最後に、当然ゲームとしての面白さや手触りは大事なので、その点も重視しました。

■選考理由
上記の観点をベースに、以下の理由から「数学と流れ星」を選定させて頂きました

【発想の斬新性】
 数学のグラフを用いたパズルという着想はかつて見たことが無く、発想として新しい

【テーマとの合致】
 操作に反応する星のキラキラした動きがとても綺麗で、触って動かしているだけで楽しい

【ゲームとしての面白さ】
 ゲームのルールが簡単で操作が直感的、ダウンロードしてすぐ子供から大人まで楽しめる

個人開発のスマートフォンアプリとして、最適な規模感であり高いレベルにあるため
個人賞を授与する事と致しました。


グリー株式会社
屋島 新平

この作品について


数式の美しさに触れる新感覚パズルゲーム。

ルールは単純明快。
数学のグラフをモチーフとした図形をタッチで操り
その軌道と一致させればクリア。

教科書の定番である放物線や三角関数から
マニアックなコッホ曲線、クロソイド曲線など
様々な形の50種類のグラフが流れ星のように動き
プレイヤーを魅力します。

数式の持つ美しさを表現した質の高いグラフィックと
パズルゲームに昇華させた企画性に優れた作品です。

ゲーム制作者のコメント

この度はこのような賞を頂き、大変有難うございます。

今を振り返ること20余年前、アマチュアゲームの発表の場と言えばパソコン雑誌でした。
編集者が選りすぐったトガったアイデアのゲームが数多く掲載されていました。

一方、昨今では、アプリマーケットに世界中からの大量のゲームが溢れ
いかに目立つか・売り込むかが重要となり、ユーザに自分の作品を知ってもらうのも容易ではありません。

そのような状況の下、という意味でも、今回のコンテストで
私のゲームにスポットライトを当てて頂いたことを、本当に有難く、嬉しく思います。

これからも是非、アマチュア制作者にチャンスを与え続けて頂きたいと願っております。

最後に、本作品はGooglePlayで公開中ですので、ぜひ遊んでみて下さい!
(今回の受賞後、日本での1日の平均ダウンロード数が2から12になりましたが、3日で2に戻りました…)。

どうもありがとうございました。