ゲーム産業の発展に寄与した人物に贈られる経済産業大臣賞は、
株式会社ポケモンの石原恒和氏が受賞されました。
日本をはじめ世界中の人々から愛され続けている「ポケットモンスター」シリーズ。
販売本数は、全世界累計1億6000万を超える「ポケットモンスター」の育ての親として、
ゲームソフトから始まった「ポケットモンスター」を映画、テレビアニメ、カードゲームなど、
世代、国境を問わず世界中の人々から愛される多様なコンテンツに昇華させ、巨大なマーケットを確立。
また、一人で遊ぶゲームから友達や世界と繋がるゲームへとゲームの新たな遊び方を提示し、
ポケットモンスターの魅力を最大限に引き出すプロデュース力やブランドマネジメントによるビジネスモデルは、
ゲームの可能性を大きく広げ、当産業の発展に貢献された点が評価されての受賞となっております。
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会では、コンピュータエンターテインメントを
ひとつの文化として捉え、その振興を図るとともに、コンピュータエンターテインメント産業の発展に
寄与することを目的に1996年より、本表彰制度を開催、今回で15回を数えます。
日本ゲーム大賞は、これまで「年間作品部門」「フューチャー部門」「アマチュア部門」の
3つのカテゴリーにおいて、優れたゲームソフトの選考・表彰を行ってまいりました。
2008年より、これまでのゲームソフトのみを対象とする表彰制度から、
産業発展に寄与された人物・団体を対象とする「経済産業大臣賞」を新設。
産業を支えるゲームソフトと人物・団体の両面を対象とする“より開かれた意義ある表彰制度”として
開催しております。
優れた作品を創造することにより、ゲーム産業の発展に寄与された方、また新たな表現、技術などを用い、
ゲーム産業の裾野を拡大された方に贈られます。なお、選考対象は人物・団体としております。