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タイトル |
HEAVY RAIN -心の軋むとき- |
発売日 |
2010年2月18日 |
価格 |
5,980円(税込価格) |
プラットフォーム |
PlayStation®3 |
販売元 |
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント |
発売元 |
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント |
開発元 |
Quantic Dream |
URL |
http://www.jp.playstation.com/scej/title/heavyrain/ |
コピーライト表記 |
©2010 Quantic Dream/Sony Computer Entertainment Europe. Published by Sony Computer Entertainment Inc. Developed by Quantic Dream. |
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『HEAVY RAIN -心の軋むとき-』は、主人公の一挙一動に非常に多くの手順を踏ませるゲームです。
オレンジジュースを一口飲むだけでも、冷蔵庫の扉を開け、ジュースを手に取り、振って、傾きに気をつけながら口に運びます。
ただ、個々の操作は単純で誰にでもわかるものになっています。
ボタンを指示通りに押させるのが目的ではなく、"日常の行動"を常に操作で体現することが重要です。
結果、サスペンスの緊張感と介入感を飛躍的に高めました。
凶悪犯が壁向こうにいるかもしれない状況でドアノブをそっとひねる緊張感は、そこだけ操作させても出ないものです。
説得力のあるグラフィックとサウンド、主人公の一人が息絶えてもそのまま進行するシナリオ。
他ゲームはもちろん、小説、映画、漫画やドラマなどと比較しても、物語の新たな見せ方を提案していると言えます。
結果、ほぼ全員の審査員の支持と共感を得て、ゲームデザイナーズ大賞受賞となりました。
愛は、どこまで貫けるのか 人は、どこまで許されるのか―――。
人間の本能、本質に問いかける、大人のためのサイコ・サスペンス。
拉致した被害者を4日たった後に溺死させ、その手に折り紙を残す奇怪な「折り紙殺人鬼」。
事件の真相を追う4人の主人公達は、次から次に選択と決断を迫られる。
ゲームオーバーという概念を捨てた、マルチエンディングシステム主人公達がたとえ死ぬことになっても、それぞれに「エンディング」が用意され、一つの作品として完結する構成。
選ぶ言葉、タイミングにより、20以上のエンディングが用意されている。
PlayStation®3ならではの映像表現とプレイシステムの融合映画のようなカメラワークに加え、プレイパートも物語も、全てリアルタイム3Dでシームレスにドラマが展開されていく。
ゲームデザイナーズ大賞受賞の知らせを受けて大変感激しています。
TVゲームの歴史ある国、日本での受賞、そして大変才能あふれるクリエイターの皆様に選んでいただきとても光栄です。
日本のゲームは、私がゲームに興味を持ったきっかけであり、私自身の文化を形成する一部なので、
日本からのフィードバックには常に関心を持っています。
「HEAVY RAIN」は異なるパラダイムをベースにした独自のコンセプトであることから、とても開発の困難なタイトルでした。
ワールドワイドで商業的な成功をおさめたこと、大変嬉しく思っています。
この成功で、ゲームにも新たな可能性が示されたというメッセージを全てのクリエイターに届けられたと思っています。
オリジナル性のあふれるゲームが生み出される日本の偉大な文化で、賞を受賞できたことは、私にとっては本当に素晴らしいことです。