これでまでのドラクエの楽しさはそのままに、すれ違い通信で今までに無い新たな遊び方を提案。
社会現象を引き起こし、大きな話題に。多くのユーザーからの支持を受けての受賞となりました。

対象期間中の販売本数４２６万本を記録しての受賞となりました。
今年６月末時点での国内総販売本数は４３０万本以上となっております。

日本の家庭用RPGを代表する「ドラゴンクエスト」シリーズ本編初の
携帯型ゲーム機専用ソフト。
　
今回の主人公は"天使"。天使界が支える「世界樹」に「女神の果実」が実る時、
「天の箱舟」が訪れ、神の国への道が開かれる……
そんな言い伝えがある世界である日、恐ろしい事件が起こり――
　
シリーズで初のマルチプレイを採用し、最大４人までのプレイヤーといっしょに冒険が可能に。
また、無限に成長できる転職システムのほか、さまざまなキャラクターメイキング要素を
取り入れ、ゲームシステムとしての自由度がさらに高まりました。
　
そのほか、さまざまなクエストや、自動生成ダンジョンができる「宝の地図」など、
クリア後でも楽しめる要素が満載。特に、プレイヤー同士の戦歴や宝の地図が交換できる
すれちがい通信機能が話題となりました。

このたびは日本ゲーム大賞 優秀賞ならびにベストセールス賞をいただき、誠にありがとうございます。
　
『DQIX』は、「みんなで遊べるドラゴンクエスト」の実現をめざして、シリーズ本編では初めて携帯ゲーム機用のソフトとして開発しました。
　
携帯ゲーム機での「ドラゴンクエスト」本編が皆さんに受け入れられてもらえるかどうか、正直言って不安なところもありましたが、
おかげさまでマルチプレイ機能は皆さんにとても好評で、また、すれちがい通信機能を利用した宝の地図交換も、
ボクたちの予想を上回るくらいたくさんの人に楽しんでもらうことができ、とても嬉しく思います。
　
発売までは決して平坦な道のりではありませんでしたが、それを乗り越えるべく尽力してくれた開発スタッフともども、
今回の賞をいただけたことに大変感謝しています。
　
ゲームデザイナー・堀井雄二