日本ゲーム大賞トップ ::: プレスリリース
日本ゲーム大賞2008 「経済産業大臣賞」
初代受賞は、任天堂・宮本 茂氏
新たなゲーム性を持った作品でゲームの定義を拡大
多くの人々の生活にゲームを根付かせ、エンターテインメント性の多様化に貢献
社団法人コンピュータエンターテインメント協会
社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA、会長:和田洋一、所在地:東京都港区西新橋)は、当協会が主催する日本ゲーム大賞2008に新設された「経済産業大臣賞」の初代受賞者に、任天堂株式会社の宮本 茂氏を決定し、本日9日(木)午後4時から「東京ゲームショウ2008」会場内のイベントステージにて発表・授賞式を行いました。
「経済産業大臣賞」は、近年に制作・発表された作品の実績から日本の家庭用ゲーム産業の発展に寄与したと評価される人物や団体を表彰するものです。授賞者は、日本ゲーム大賞選考委員(選考委員長・養老孟司東京大学名誉教授・北里大学教授)から候補者を推薦いただき、選考委員会の審議により決定いたしました。
初の受賞者となりました宮本 茂氏は、家庭用テレビゲームの黎明期から現在までの約30年間、多くのゲームファンに常に新鮮な驚きと感動を与えるゲームを数多く制作されました。
特に近年では、進化、発展するゲーム機の特性を上手く活用したこれまでにない革新的な企画で、既存のゲームのイメージを一新。「癒し」、「家族のコミュニケーション」、「健康」などをテーマとする新たなゲーム性を持った作品で、ゲームの定義を大きく広げることに成功しました。
これまで、ゲームをプレイすることのなかった非ゲームユーザー層、女性層、ファミリー層を取り込み、多くの人々の生活にゲームを根付かせ、ゲーム市場の活性化、拡大とともに、ゲームの持つエンターテインメント性の多様化に多大なる貢献をなされた点が評価されての受賞となりました。
当協会では、1996年より、ゲームをひとつの文化として捉え、ゲームソフトの社会的地位向上とゲーム産業の発展に寄与することを目的に、優れた“ゲームソフト”を選定、表彰するアワーズを主催してまいりました。これまでの“ゲームソフト”を対象とした各部門表彰に加えて、“ゲームに携わる人”を対象とする「経済産業大臣賞」を新設したたことで、日本ゲーム大賞は、“ゲームソフト”と“人”の両面を対象とする、より開かれた意義ある表彰制度へと更なる発展を目指してまいります。
当協会では、毎年、コンピュータエンターテインメントの最新情報を発信する世界最大の祭典「東京ゲームショウ」と連動させ、日本ゲーム大賞を通して、人材の育成や開発者の意欲向上に一層取り組むとともに、より多くの方々にコンピュータエンターテインメントの素晴らしさ、楽しさを伝えてまいります。
「日本ゲーム大賞」に関するお問い合わせ先
「日本ゲーム大賞事務局」(CESA事務局内)」
住所:〒105-0003 東京都港区西新橋1-22-10 西新橋アネックス3階
電話:03-3591-1431/FAX:03-3591-1422/e-mail:awards@cesa.or.jp