日本ゲーム大賞トップ ::: 発表授賞式 ::: 選考委員会委員長ご挨拶
選考委員会委員長 養老 孟司
本日は、お集まりいただきまして有難うございます。
私は、これまでずっと選考委員長の名目で参加しておりますけれども、実は単なるユーザーです。
ゲームがなければ……もう少し仕事ができていいなぁなんて思うんです。
まぁこの歳で仕事をしても仕方ないのですが、考えてみますと、おかげで相当ゲームに時間を使っております。
このような時代にエンターテインメントが発達することは当然であり、また大切なことであると思っておりまので
選考委員長を務めさせていただいております。
今年もいろいろ面白いゲームが登場いたしましたが、私の性格からすると一旦ゲームを始めると完璧に終わるまでやめられないところがございまして、だいぶやりかけのゲームがたまっております。
きっと死ぬまでに全部クリアしきれない状況です。
これから授賞作品の発表がございますが、それについては触れないでおきます。
新聞紙上では、いろいろと経済のことが書かれておりますが、基本的にはゲームが売れるかどうかはともかく、
出版とこうしたエンターテインメントは、景気、不景気はあまり関係がございません。
もう一つ、ゲームの将来についてですけれども、これからまだまだ色んな形でブレイクスルーが起こると思っております。
私は、外から見てそう感じております。
あまりお時間もございませんので、詳しいことは申し上げられませんけど、ゲームの未来は大きく広がっていると思っております。
どうもご清聴ありがとうございました。