作品概要

タイトル	綺想冥夜城
プラットフォーム	PC
所属	専門学校デジタルアーツ仙台
受賞者	渡部 貴之

 

佳作選考理由

一部に熱狂的なファンを持つ弾幕シューティングというジャンルですがやはり好きなジャンルなのでしょうね。「これが面白いんだ！」というこだわりが弾幕の挙動ひとつひとつに感じられました。

キャラクター要素など荒削りな部分もあり、全体の完成度は決して高くないのですが弾幕を避ける緊張感に特化したことがそれらを凌駕しています。

対戦でプレイすると、さらに緊張感も増す部分も大きなポイントですが 何よりも花火職人も顔負けの弾幕のバリエーションと作りこみが好印象でした。BGMもゲームのノリに大きく貢献していると思います。

この作品について

自らは攻撃せず、弾を避ける、一定範囲の弾を消すことでクリアーを目指す弾幕シューティングゲーム。

選べる自機キャラクターは多彩。キャラクターにより、移動スピードや、弾を消せる範囲が異なります。対戦モードでは、自分が消した弾を相手のプレイ画面へ送り込むことができ、 戦略性がカギをにぎります。

花火のようにはじける弾幕が印象に残る作品です。

ゲーム制作者のコメント

この度は、この様な賞に選んでいただきありがとうございます。

この作品は、元々はプログラムの授業の課題として作ったもので、
最初は正直、受賞するとは全く思っていなかったので、
公の場には出ないと思い、既にあるSTGに似せすぎてしまいました。
なので、受賞を聞いた時は驚き、あれが受賞して大丈夫なのか不安になりました。
しかし、授賞式で受賞の理由を聞くと、自分で考えて作った部分も
多少は評価されていたので、そこは良かったです。

また、当日に試遊している人達を見ていても、似すぎという感想を
持っている人が多く、もっとオリジナリティを出せれば良かったと思いました。

今回の作品は、他のSTGに似すぎていたり、絵が下手だったり、
対戦モードの弾幕が調整不足だったり、粗が目立つゲームになりましたが、
今後はより既存の作品を尊重し、そこに更にオリジナリティを付加して、
より面白い作品を作っていけるように頑張りたいと思います。

受賞作品一覧へ戻る