作品概要

タイトル	POP
プラットフォーム	PC
所属	新潟高度情報処理技術学院
受賞者	A___

 

優秀賞選考理由

第一印象ではシンプルながらも幻想的な雰囲気に目を惹かれるゲームで、それだけでも触ってみたい衝動に駆られました。
「シッポを置く」、「シッポにモノを送る」、「シッポと場所を交換」という3つの基本ルールで女の子をゴンドラに乗せるように導く、という3Dパズルですが、各アクションがかわいらしく、気持ちの良い操作感が実現されています。

世界の表現や音選びにもセンスが感じられ、パズルも何度もチャレンジしたくなるような内容で、総合的に見て良作と言えると思います。レベルによって女の子を操作するギミックなども用意していけば、ゲーム世界がまだまだ拡がりそうで、将来性が感じられた作品でした。

この作品について

不規則に歩き回る女の子を、ゴンドラに導き、一緒に脱出できれば、ステージクリアー。

女の子の歩いて行く先は予測不可能。プレイヤーは、テレポーテーションできる不思議なシッポを上手に使って、女の子をゴンドラへ！ステージのバリエーションも多彩、クリアーするには、アクションゲームの操作テクニックと パズルゲームの思考力が必要。

総合的なクオリティーの高さと、独創的な世界観が光る作品です。

ゲーム制作者のコメント

この「ＰＯＰ」は、初ゲーム作品になります。
企画と並行してプログラムの勉強も行っていたため、「技術」との兼ね合いからゲームの方向性が定まらず、気づくと制作期間が残り二ヶ月を過ぎていました。
そこで「後にＰＯＰのキャラクタのモデリングをしてくれた方」と会議を開き、出てきたものが「ＰＯＰ」になります。
「ＰＯＰ」は、３Ｄ空間を使ったロジックに、何か新しい遊びを入れることができないかと、パズルというジャンルで挑戦しました。
開発環境がノートＰＣ、少しややこしいゲーム内容、グラフィック関連が私、でしたので、おもしろさが表現できてきるか不安でしたが、今回の受賞したことで、自分の考えたおもしろさが伝わる喜びや、努力をすれば不可能も可能になる！ということを強く実感することができました。これを励みに今後もゲーム制作を続けたいと思います。
そしていつかは大勢の方達に「おもしろい」を贈れるように努力していきたいです。

受賞作品一覧へ戻る