受賞作品アマチュア部門
佳作ComicaRhythm
作品概要
タイトル | ComicaRhythm |
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プラットフォーム | PC |
学校名 | HAL名古屋 |
受賞者名 | 単勝1.9倍 |
佳作 選考理由
この度は受賞おめでとうございます!
敵を倒すことを目的にプレイするだけで、いつの間にか心地よいリズムを刻んでいる楽しい作品でした。
「気持ち良い拍をとること=ジャスト回避」としてゲームシステムに落とし込みができており、同じステージの周回でもやり込むほど爽快感を高めることができました。
また、「主人公が踊り続けることで、盛り上がりのゲージの減少を抑えることができる」という仕様があることで、現実のライブ会場で曲に乗るような感覚で四分音符の一定のリズムを取りながら、敵を倒す際には裏の拍をとるなどの変化が発生することで、抑揚を生み出している点も操作していて気持ち良かったです。
その上で、攻撃対象の事前通知やプレイヤーの介入の余地の検討、必殺技やゲージが高まった際の舞台演出にカートゥーンアニメのようなコミカルな派手さが出ると、攻略の揺らぎやビジュアルの変化が増え、今以上に熱中できるゲームに進化できるかもしれません。
色々と書きましたが、全体としては、「リズムアクション×コミック表現」というコンセプト実現に向けて、チームの『こだわり』を強く感じる素晴らしい作品でした。
今後、受賞者の皆様が携わるゲームを、1ユーザーとして心から楽しみにしています!
株式会社コーエーテクモゲームス 平山 正和
この作品について
ギャンブル癖の主人公「シティ」を操作して、借金取りからの攻撃をかわして反撃するアクションゲーム。
「リズムアクションとコミック表現」にこだわり抜いた作品。
プレイヤーはBGMのリズムに合わせてステージ内を移動。敵が突っ込んできた瞬間にテンポ良くかわして敵の効果音を獲得、効果音をそのまま攻撃に利用することが出来ます。
テンポ良く攻撃を重ねると、観客のボルテージは上昇。逆にリズムに乗れなかったり、敵の攻撃に当たるとボルテージが下がり舞台は強制終了。即ゲームオーバーに。
敵の波状攻撃に慌てることなく、リズムを刻み続けることが攻略のポイント。アメリカンコミックのようなキャラクターだけでなく、擬音を攻撃方法として取り入れるなど、独特な世界観を構築。
「主人公がリズム良く踊り続けることでボルテージが上昇する」という実際のライブ会場にいるような感覚でプレイすることが出来る、見て楽しい、遊んでも楽しい作品です。