受賞作品年間作品部門

作品概要

優秀賞 選考理由

広大な「ガラル地方」を舞台に冒険を繰り広げる「ポケットモンスター」シリーズ最新作。

トレーナー4人で協力して、野生の“ダイマックス”そして“キョダイマックス”化した
ポケモンと戦うマックスレイドバトル。

さらには、ポケモンたちが依頼をこなして成長する「ポケジョブ」、他のプレイヤーと一緒に楽しめる「ポケモンキャンプ」、シリーズ初となる追加有料ダウンロードコンテンツなど新機能が満載。

年齢を問わず、幅広いユーザーからの支持を受けての受賞となりました。

グローバル賞　日本作品部門 選考理由

全世界待望の「ポケットモンスター」シリーズ最新作。

おだやかな田園風景や、近代的な都市、雄大な草原や険しい雪山など、さまざまな表情を持つ広大な「ガラル地方」が冒険の舞台。

全てのポケモンたちが巨大化するダイマックス、特定のポケモンのみが巨大化し、その姿を変える“キョダイマックス”での迫力バトルに日本のみならず海外市場においても多くのファンからの支持が寄せられての受賞となりました。

ベストセールス賞 選考理由

「ポケットモンスター」シリーズ最新作。

広大な「ガラル地方」を舞台に、数々の新ポケモンが登場。

新たなバトルシステムや数々の新機能で、新作を待ち望んだ多くのユーザーの期待に見事にこたえ対象期間中の最多販売本数を記録しての受賞となりました。

なお2019年11月15日以来、今年6月末までの累計販売本数は1822万本を記録しております。

この作品について

ゲーム制作者のコメント

この度は、「日本ゲーム大賞2020」 グローバル賞 日本作品部門、ベストセールス賞、および優秀賞に『ポケットモンスター ソード・シールド』をご選出いただきまして、誠にありがとうございます。

ご投票いただいた皆さん、また本作を遊んでいただいた世界中のポケモントレーナーの皆さんに、開発スタッフを代表しまして、心より御礼を申し上げます。

『ポケットモンスター』シリーズは、ゲームボーイから始まり、これまでずっと携帯型ハード用のゲームソフトとして発売してきました。

しかし今作はシリーズ完全新作としては初めて、Nintendo Switchという、TV画面でも遊ぶことができるハードでの開発となりましたので、今までのタイトルを遊んでいただけた多くの方々にどうすれば受け入れていただけるか？という部分で非常に悩んだプロジェクトでした。

考え抜いた末にたどりついた結論は、ハードが変わったとしても、『ポケットモンスター』シリーズが当初より大切にしてきた「人とつながる遊び」の面白さ・楽しさを追求するべきということで、それらが人生の豊かさに繋がれば、と思いながら、本作のゲームデザインを行いました。

その結果少しでも、本作が人と人とが繋がるきっかけを作れたのであれば、大変嬉しく思います。

さて、ガラル地方の冒険はまだまだ続きます。

『ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンションパス』にて、既に配信されております第一弾「鎧の孤島」や、秋に配信予定の第二弾「冠の雪原」では新たな冒険が皆さんを待っていますので、ぜひ、引き続きお楽しみいただければ幸いです。

改めまして、この度は、「日本ゲーム大賞2020」 グローバル賞 日本作品部門、ベストセールス賞、および優秀賞へご選出いただきまして誠にありがとうございました。

株式会社ゲームフリーク 取締役
『ポケットモンスター ソード・シールド』ディレクター
大森 滋