浜村でございます。
今回受賞したタイトルを見ると、新しいハードの収穫期に入ったと感じさせるラインナップになったと思います。来場者からの投票も1万票を超えており、ここまで票が集まったというのは、史上初のことです。それだけ期待のタイトルが並んだと思います。
本当に多くのタイトルに投票いただき、その選考には苦労しました。これは選ばれるであろうというビッグタイトルでも受賞を逃していたりもします。発売日が全く見えない、具体的な仕様がまだ固まっていないなどの理由から、恐らく来年の東京ゲームショウにも出展されるであろうと思われるタイトルは、あえて選考からは外し、発売日がある程度わかっているタイトルを対象に選考を行いました。しかしながら、今回受賞された11作品までに絞り込むには、非常に苦労しました。
皆様はすでにお気付きかと思いますが、受賞した全タイトルが据え置き型対応作品となっております。今までの日本のゲーム市場は、携帯型ゲーム機対応のタイトルが非常に多かったのですが、フューチャー部門の受賞作品が全て据え置き型タイトルだけというのは、恐らく初めてのことだと思います。
据え置き型タイトルも近年は、その描画、表現能力が大変向上しております。「レオン」や「ダンテ」のようなキャラクターがフォトリアルになり、実際の映画と変わらないようなクオリティで表現されたり、「ミッキー」や「ドナルド」などのキャラクターをCGアニメさながらのクオリティで操作できたり、「ルフィ」や「悟空」などもリアルになり、さらには木村拓哉さんや、中尾彬さんのような実在する人物までキャラクターとして操作できたりなど、こうしたゲーム環境で楽しめるというのは、本当に今の時代だからだと思えます。
これらのタイトルがこの年末から春先に発売されることを、一ゲームファンとしても楽しみにしています。
最後に、投票をしてくださった1万1千人を超えるゲームファンの皆様、本当にありがとうございました。