ベストセールス賞は日本国内で最多販売本数を記録した作品に贈られました。
受賞者にはトロフィーが贈呈されました。


プレゼンター
一般投票者代表　山本 真理子 様

受賞者

ありがとうございます。我々もスタッフ一同で開発しているとき、
一人でも多くのユーザーに作品を届けて、
しっかり楽しんでもらいたいという思いで作っていますので、
本当に嬉しい賞です。ありがとうございます。

作っているときはいろいろとかなり考えたり、
苦労したりしたこともありましたが、
それがいろいろな人たちに認められて、
こんな賞を頂くまでになったということは非常に嬉しく思っております。
本当にありがとうございました。

伊集院氏

それでは、ユーザー代表の山本様からも、
せっかくですので一言、お祝いの言葉を頂戴したいと思います。

山本様

おめでとうございます。
『ポケモン』はシリーズの1作目からずっとプレイしていますが
今作は、フェアリータイプの追加や、「メガシンカ」といった
新しい要素により、新鮮な気持ちを持って楽しむことができました。

ストーリー自体も面白かったですが、
新要素のおかげでバトルがさらに面白くなったと感じます。
また、すごく個人的な感想になりますが
自分が一番好きなポケモンがメガシンカするようになったのが
とても嬉しかったです（笑）。

伊集院氏

ロングセラーのシリーズ作品というのは、
初期からやってくださっているユーザーの目がすごく厳しいと思いますが、
こういう声を頂いてどうですか。

受賞者

『ポケモン』が誕生したのが1996年なので、
18年ぐらい経つのですがなかなか厳しい意見のほうが多いので、
とても嬉しいです。
ありがとうございます。

伊集院氏

心から嬉しそうなお顔をなさっております。
どうぞ大きな拍手でお送りくださいませ。
受賞者の皆様、山本様、どうもありがとうございました。

この賞は一般投票によるユーザーからの支持に加え、
各選考委員からの推薦により与えられる賞です。
受賞者にはトロフィーが贈呈されました。


プレゼンター
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会
鵜之澤　伸 会長

受賞者

この『ソリティ馬』というゲームは、
先程２つの賞を頂いた『ポケモン』と同じ、
ゲームフリークという会社が作っております。

『ポケモン』は、グローバル賞日本作品部門とベストセールス賞という
２つの賞を頂きましたが、『ソリティ馬』は発売も国内のみで、
全くグローバルではなく、セールスもベストというには程遠い、
ぼちぼちセールスくらいなのですが、投票して頂いた
一般ユーザーの方からは長く、熱心に応援していただけている
という感触をすごく強く感じております。

本日はこのようなとんでもない賞をいただけたことを本当に喜んでいると共に、
応援して下さったユーザーの皆さんにもこの喜びを届けたいと思っております。

これからも面白いゲームを作れるように、
全社一丸となって頑張っていきたいと思いますので、
よろしくお願いいたします。

この賞は日本を代表するクリエイターの投票により、
今後の市場発展における一つの指標となる優れた作品、
その可能性を持つ作品に与えられる賞です。
受賞者にはトロフィーが贈呈されました。


プレゼンター
ゲームデザイナーズ大賞 審査員長　桜井 政博

審査員長　桜井 政博　ご挨拶

桜井氏

どうもこんにちは。桜井政博です。
今年で5回目となりましたゲームデザイナーズ大賞を始めさせて頂きます。

ゲームデザイナーズ大賞は、主に独創性をテーマに
日本のゲームデザイナー・ディレクターが
10点のポイントを各投票作品に割り振って、
点数の高かった独創性豊かな作品に賞を与えようというものになります。

このゲームデザイナーズ大賞は、大賞とは異なる評価軸を持つもう一つ別の大賞です。

審査員の方々も、日本で一癖あるようなゲームを作られている人たちです。
私も『スマブラ 3DS』というゲームを作りまして今は大変疲労困憊です。
ゲームって、本当に作るのに苦労しますよ。

前田氏

実感がこもっていますね。

桜井氏

ええ… では早速、発表を進めさせて頂きます。

受賞者

桜井さん、こんなに素晴らしい実況をしていただいて
どうもありがとうございます。
出来れば、「ニコ生」でこのまま継続して実況して頂きたいくらい、
すごく嬉しいです。

本来ならばここにディレクターのジョセフ氏が来場する予定でしたが
スケジュールの都合がつかず、私が代わりに登壇することになりました。
彼からすごく熱いメッセージを頂いたので、
私が代読させて頂きたいと思います。

ゲームデザイナーズ大賞という素晴らしい賞を頂き、ありがとうございます。
日本のゲームに憧れ、日本のデベロッパーの方々をリスペクトしている私にとって、
この賞は深い意味があり、受賞させていただいたことを大変誇りに思います。

この受賞は私だけの結果ではなく、素晴らしいチーム、
そして日本のユーザーに届けてくれたスパイク・チュンソフトさんにも
感謝の言葉を送らせていただきたいと思います。

最後に、『ブラザーズ 2人の息子の物語』を楽しんで頂いている
日本のユーザーの皆さんに、心より感謝いたします。

『ブラザーズ 2人の息子の物語』ゲームディレクター
ジョセフ・ファレス

以上です。ありがとうございます。

桜井氏

スパイク・チュンソフトさん、
いつも良質な海外のソフトを移植して頂いてありがとうございます。

受賞者

私も初めて触ったときの違和感と、10分後にそれが慣れてくるところ
それから最後のストーリーのエンディングは非常に良いので
まだプレイしたことがない方はぜひプレイしていただければと思います。

桜井氏

どうもありがとうございました。

桜井氏によるゲームデザイナーズ大賞の総括

桜井氏

２人の兄弟を右スティック、左スティックで同時に動かして進める感覚は
新鮮でインディーズらしさを感じさせながら、ストーリーとしての必然性、
ゲームシステムとしての親和性も高い内容でした。

加えて世界の雰囲気の作り込みなども含めて、他のタイトルに
寄せられたポイントを僅差ながら上回り、受賞となりました。

ゲームデザイナーズ大賞は、今まで何となく海外のインディーズのような
作品が受賞することが多かった訳ですが、実は選考の際にはスマホのゲームや、
あるいは大型タイトル、そのような作品もしっかり挙がっており、
それらを2度、3度と議論を繰り返して、受賞作品を決定しております。

強調しますが、ゲームって本当に作るのが大変なので
人気票にこだわらないものに対して賞を当て続けるということは
まだまだ価値があることだと考えていますので、
我々もこれからゲーム制作を大事にしながら、頑張っていきたいと思います。

優秀賞は年間を代表するにふさわしい優れた作品に贈られる賞です。
今回は11作品が選出。各受賞者にはトロフィーが贈呈されました。


プレゼンター
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会
田中 良和 理事、岡村 秀樹 理事

受賞者

プロデューサー／ディレクターの田中と申します。
日本ゲーム大賞という素晴らしい舞台の中で優秀賞を頂けるとは
『艦これ』を準備していたときには夢にも思いませんでした。

スタッフ、そして支援していただいたDMM.comの岡宮さん、
そして何よりも、非常に小さな小さなソフトでしたが
応援していただいた「提督」と呼ばせていただいている
プレイヤー、ユーザーの皆さんのおかげで
賞を頂くことができたと思います。

本当にありがとうございました。



DMM.comの岡宮と申します。
田中さんと2人で小さく始めたゲームですが、
ユーザーの皆さんに育てていただいて、
このような素敵な賞を頂いて本当に感無量です。

本当にありがとうございました。

受賞者

ローカライズプロデューサーの安次嶺クリスと申します。
この『Last of Us』は世界中でいろんなゲームアワードを獲得してきましたが、
このように国内でまた改めて栄誉のある日本ゲーム大賞を受賞できたことは
非常に嬉しく思っております。ありがとうございます。



同じくソニー・コンピュータエンタテインメントの石立と申します。

このたびはありがとうございます。
Naughty Dogの本作のディレクターである、
Neil DruckmannとBruce Straleyからメッセージを預かっております。

本作は非常に開発が難航したタイトルで、
本当に最後までどうなるか自分たちでも分かりませんでしたが、
それがこのような形でたくさんの名誉ある賞を頂いて、
特に日本のゲーム業界の中でも非常に権威のある本賞をいただけたことを
大変嬉しく思っております。

日本のファンの方には、PlayStation時代の『クラッシュ・バンディクー』から
ずっとNaughty Dogのことを応援して頂いて、皆様に支えられたおかげで、
皆様のためにいいゲームを作ろうと思って、本作を作り上げました。

今後もPlayStationプラットフォームで
最高のゲームを作り続けていきたいと思いますので、ぜひまた応援してください。
本当にありがとうございます。

というメッセージを頂いております。

本日は、本当にありがとうございました。

受賞者

日野と申します。
受賞できて本当に嬉しいです。ありがとうございます。
『妖怪ウォッチ』は、本当に凄まじい勢いで
社会現象とも言える結果を出しておりまして、
私もゲームの世界で長くやらせて頂いておりますが
本当に自分たちでも驚いております。

去年の7月にパート1が発売されて、
ちょうど1年後の今年にパート2を発売しましたが、
その2作品の今の時点での累計売上本数が390万本となっており、
我々が今までゲームの世界でやってきて
これだけの結果がまだ出せるということに、
本当に自分たちでも驚いているという状況です。

当初この『妖怪ウォッチ』の企画を作る際、
『ゲゲゲの鬼太郎』に出てきたものではなく、
オリジナル妖怪を作らないといけないと考えているときに、
道にひかれている猫に遭遇したんです。
その様子をちょっと悲しく見ながら、そのひかれた猫を
第一号の妖怪として「ジバニャン」という名前を付けたのが、
今では懐かしく思います。

今ではこの「ジバニャン」は子どもたちに大人気のキャラクターになっていて、
本当に私たちも大満足しております。



ディレクターの本村と申します。
本日はありがとうございました。
『妖怪ウォッチ』という作品は、「日常を楽しむ」ということをテーマにしておりまして、
もし日常に妖怪がいたら楽しいだろうなということを想像しながら、
チーム一同、試行錯誤しながらゲームを作り上げました。

『妖怪ウォッチ』には「ぜっこう蝶」という、
とりついた人を絶好調にする妖怪がおりまして、
今まさに『妖怪』チームに「ぜっこう蝶」がとりついているのかなと思っております。

本当にこのような賞を頂き、評価されて、大変嬉しく思っております。
どうもありがとうございました。

受賞者

『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』
プロデューサー兼ディレクターの吉田と申します。

『ファイナルファンタジーXIV』の前代未聞とも言える作り直しがあり
昨年8月27日に、『新生エオルゼア』というバージョンを
リリースさせていただいて、1周年を迎えたわけですが、
この1年は本当にがむしゃらにプレイヤーの皆さんのためにアップデートを続けてきました。

そのため、実はこの賞の事を全く忘れており、
ご連絡を頂いたときに「あれ？もう１年経ったのか」というぐらい、
作ることと、ユーザーに楽しんで頂く事にまい進してきた1年です。

世界中の「光の戦士」たちである冒険者のおかげで、
このような賞を頂けるのを本当に嬉しく思っております。

「東京ゲームショウ2014」が本日スタートしましたが、
今日さらに嬉しかった事がありました。

桜井さんも先程仰って頂きましたが、ゲームを作るのは非常に大変です。
その大変な中、本日のビジネスデイに業界関係者が足を運んで頂いており、
『XIV』のイベントがなんと200分待ちという状態になっておりました。

ゲーム業界の方々はゲームを見る目が厳しいのに、
たくさん遊んでいただいているのが、また一つ嬉しい発見でした。

本日はありがとうございました。

受賞者

カプコンの辻本と申します。
『モンスターハンター４』は去年、発売させて頂きましたが
チームで作っている『モンスターハンター』の家庭用ゲーム機の
シリーズでは9年目で、10作品目にあたります。

そこまで様々な『モンスターハンター』を作ってきましたが
この『モンスターハンター４』というタイトルを作ろうとしたときに
今までの作品をもう一度見つめ直しました。

その中で特にアクション部分について、高低差を入れて
『モンスターハンター』としてのアクションをより進化させており
この先の『モンスターハンター』がさらにどのように進化出来るのか
という点にチャレンジした作品です。

シリーズ作品ですが、新しいものを取り入れる苦労もたくさんあり
スタッフも本当に頑張って作ってくれました。
さらに、発売した直後に新作の『モンスターハンター4G』の開発にも
引き続き携わってもらい本当に頑張ってくれています。

この賞を頂いて、大阪にいる開発メンバー全員と喜びたいと思っております。
ありがとうございます。



カプコンの藤岡と申します。
本日はこのような賞を頂いて本当に嬉しく思いますし、
開発ならびに関係スタッフの方、そしてここまで一緒に
このタイトルを育ててくれたユーザーの方にも感謝したいです。

僕はちょうど1作品目の『モンスターハンター』を作るときにディレクターになり、
そこから様々な方と関わりながら『モンスターハンター』を育ててきて、
私自身も『モンスターハンター』と一緒に育つことができました。

そんな『モンスターハンター』10年目に差し掛かるということで
私自身も当時は10年も続くとは思っておりませんでした。

一作一作、本当に力いっぱい頑張っていただけでしたが、
ここまで色々な方々に協力して頂き、ユーザーの方にも支えて頂いて育ったものを、
まだまだ驚きのあるものにしていきたいという思いがさらに強くなりました。

また、ユーザーの方にも「『モンスターハンター』はやっぱり面白いです」
と言って頂けたというのが何よりも嬉しくて、
今日、この檀上に立たせて頂いていることを本当に感謝しております。

本日はどうもありがとうございました。

受賞者

ロックスター・ゲームスのKarl Reader です。
本日は本当にありがとうございました。

伊集院氏

どうもありがとうございました。

受賞者

ディレクターの増田です。ありがとうございます。
本当に多くのファンに支えられてここまでやってくることができました。

先程の特別賞を受賞した『ソリティ馬』というゲームは
500円のゲームですが、我々のゲームフリークという会社は、
本日だけで４つの賞を頂いたということで、
開発者一同で今日は楽しみたいと思います。

ありがとうございます。



プランニングディレクターの大森です。
これだけ多くの賞をいただけたことを非常に嬉しく思っております。
開発者一同、みんな喜んでいると思います。

本作で初めて3DS対応になった『ポケモン』が、
今までついてきて下さったユーザーの方々に認められるのか、
というのを日々考えながらゲームの設計等を行っておりました。

日々苦労は多かったのですが、スタッフと非常に楽しくゲームを作り
結果としてこのような賞を頂けたということは非常に嬉しく思っております。

『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』も
そろそろ予約が開始となりますが、またこのような賞を頂けるような
作品を目指して作っております。

来年もこのように賞を頂けたらいいなと思っています。
ありがとうございました。

受賞者

ディレクターの元倉と申します。
本作はチームで「共感」というものをテーマに、
楽しいことは何でも入れようと、
チーム一丸となっていろんなネタを盛り込んで作ってまいりました。

このような賞を頂けて大変嬉しく思っております。
また、遊んでいただいたユーザーの皆様にお礼を申し上げたいと思います。

ありがとうございました。

受賞者

ガンホーの森下でございます。
本作に関しても制作総指揮と企画をさせていただきました。

本日は珍しくジャケットを着てきまして、
栄誉ある日本を代表するタイトルが並んでいる中に
一緒に表彰して頂いて本当にありがたく思っております。

自分の子どもに遊んでほしい、スマートフォンを持たない子どもたちに
『パズドラ』のパズルアクションをぜひ楽しんでほしいと思い
スマートフォンの開発をしている段階から企画をしてまいりました。

その結果、昨年もフューチャー部門を受賞させて頂きまして
その時はスタッフのみんなに見放されて僕一人で登壇しましたが
今回はそのタイトルで優秀賞を頂きまして、
本当にありがたいと思っています。

開発スタッフが一丸となって、
最後の最後までブラッシュアップを重ねてやってきたことが、
一つ一つ実になっていっていることに本当に嬉しく思っております。
ユーザーの皆さん、本当にありがとうございました。



ガンホーの山本です。
昨日、森下社長に「やっぱりジャケット、着たほうがいいんですよね」と確認しましたら、
「いや、俺はTシャツで行く」と言われまして…僕もそのつもりでポロシャツで来ましたが、
まんまと隣の人がジャケットを着ていたということで、ショックを隠しきれません。（笑）

『パズドラZ』は、最後の最後まで苦戦しまして、
先程の桜井さんを始め、様々なクリエイターの方が言われておりましたが、
毎回時間と労力を使って、へとへとになるぐらいでようやくマスターアップしました。

そのような中で、発売されたタイトルが、
多くの方に喜んで頂いてユーザーからの投票コメントも拝見させて頂きましたが、
すごく温かいコメントをたくさんいただきました。

特に親子でたくさん遊んでいただいているというコメントが非常に嬉しくて、
次にまた新作を作る機会がありましたらまた親子で楽しめるような作品を
是非作っていきたいと思っております。

本日はどうもありがとうございました。

受賞者

DARK SOULS Ⅱディレクターの谷村です。
この度は優秀賞を頂き、誠にありがとうございます。

思い返すと3年ほど本作の開発に携わっており、
終わりが見えない中で必死に作り続けて、ようやく発売に至りました。

そして、実際にこのような形で評価していただくことは
非常に励みとなりますので、今後も一層精進してまいりたいと思います。

本日はありがとうございました。

受賞者

コナミの小島でございます。
優秀賞を頂きまして、ありがとうございます。

『GROUND ZEROES』は、『THE PHANTOM PAIN』という
本編のプロローグで、現在その本編を制作中です。
今回の受賞は制作しているチームの一員も非常に喜んでいると思います。

先ほど、ゲームデザイナーズ大賞プレゼンターを務められた
桜井さんのお話ではありませんが、
特にオープンワールドのゲームを作るのは非常に大変なので、
受賞することが出来て非常に励みになります。

2009年に『METAL GEAR SOLID IV』で大賞を頂きましたが
その当時は日本製のゲームが世界の中でちょっと陰り出していた頃で
これでは駄目だと思い、世界で勝てる技術、世界で勝てるゲームデザイン、
世界で勝てるゲーム制作のプロセスというものをもう一度見直しました。

世界中のスタジオを回って、FOX ENGINEというゲームエンジンを作って
制作手法も変えて挑んでいるタイトルが『THE PHANTOM PAIN』になっております。

制作は非常に大変でして、「もう世界なんかどうでもいいかな」と何回か考えましたけども、
今日この優秀賞を頂きまして、もうちょっと頑張っていきたいと思いました。
来年には成果を出したいと思います。

本日はありがとうございました。

今回大賞に輝いた作品は
「モンスターハンター４」「妖怪ウォッチ」です。
受賞者にはトロフィーが贈呈されました。


プレゼンター
一般投票者代表

「モンスターハンター４」
石田 晴香 様

「妖怪ウォッチ」
根本 光（ひかる）君・涼輔（りょうすけ）君・正和 様

受賞者

本当に手に汗をかいてしまっていますが、
投票して下さった皆様本当にありがとうございます。

先程お話ししたとおり、この『モンスターハンター４』というタイトルは
今後の『モンスターハンター』がどうあるべきか、
その第一歩として何をしないといけないか、第一歩を踏みだそう、
ということをテーマに開発してきたタイトルです。

そういった意味では、今後もこの『モンスターハンター４』は
『モンスターハンター』シリーズの中でも転機になると思っております。

そのタイトルで、このような本当に素晴らしい賞を頂けたことを
大変嬉しく思っています。ありがとうございます。

伊集院氏

おめでとうございます。
それでは、実際に投票をいただきましたユーザー代表ということで、
石田様からコメントを頂けますでしょうか。

石田様

本日はおめでとうございます。
私は小学校以来あまりゲームをやらなくなってしまっていたのですが、
周りの勧めもあって『モンスターハンター』をやり始めて、
もう本当に生活の一部になるくらいハマっています（笑）。

最近では1、2カ月に1度、仕事終わりに友人を招いて、
ホームパーティーならぬ「モンハン・パーティー」を行っています。
最初は素人だったのでなかなか操作が難しくてできませんでしたが、
ローカルとかインターネット通信の協力プレイで、
周りの人がいろいろとレクチャーをしてくれたのですごく上達しました。
次回作も楽しみにしています。

おめでとうございました。

伊集院氏

実際に女性のモンハン部員が結構いますよね。
その反応はどうですか。

受賞者

『モンスターハンター』は全ボタンを使うので、
アクションとしては結構複雑なところもありますけど、
女性ユーザーの方にも正直僕らより上手な人がたくさんいて、
結構助けてもらったりしているのが現状です（笑）。

伊集院氏

幅広く、老若男女問わずファンが多いということですね。
大賞受賞、本当におめでとうございます。

受賞者

ありがとうございます。本当に嬉しいです。
この『妖怪ウォッチ』ではすごくいい評価を頂いていたので、
本日はスタッフにもそれを見せたいと思い連れてきていたので、
一緒に壇上に上がってもらいました。

私や本村がメディアに出ることが多いので、
本日は他のスタッフからもコメントをさせて頂ければと思います。



ディレクターの本村です。
このたびはありがとうございました。
『妖怪ウォッチ』では、先程「ぜっこう蝶」という妖怪を紹介しましたが
「サイコウ蝶」という妖怪もいまして、これはとりついた人を最高潮に
する妖怪なのですが、今、この場に来ているのかなというのを薄々感じていて。
いなくなったらどうしようかなと思っています。（笑）

これからも『妖怪ウォッチ』の世界を楽しんでいただけるよう
一生懸命頑張りたいと思いますので、また応援してください。
どうもありがとうございました。



キャラクターデザイナーの長野と申します。
レベルファイブらしい作品がこのような大賞を頂けて本当に嬉しいです。
あと、この場で、『妖怪ウォッチ』を好きで遊んで頂いている
お子さんの顔を見ることができて、大変嬉しかったです。
ありがとうございました。



『妖怪ウォッチ』の音楽を担当しました西郷と申します。
僕もちょっとびっくりしておりますが、 このような大きな賞を頂けるのは本当に光栄に思っております。

『妖怪ウォッチ』を作っている間はつらいことや苦労したことも
たくさんありましたが、それが大きく実ったなと本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
本日はありがとうございました。



アートディレクターの梁井（やない）と申します。
大人から子どもまで楽しめるようなニュースタンダードを作りたいと思い
チーム一丸となって頑張ってまいりました。
本日はそれが一つの形になったのかなと思い、とても嬉しく思います。
ありがとうございました。

伊集院氏

それでは、実際に投票していただきましたユーザーの方からということで
根本光君より、投票された理由でも今のお気持ちでも構いません。
何か一言お願いします。

光君

僕も『妖怪ウォッチ』のゲームで遊んでいて、
ゲームの中の手持ち妖怪の中にサイコウ蝶を回復系のために入れています。
好きなところはクエストで、クリアするとレベルも上げられるし、
当たりが出ると良いアイテムももらえるからです。

伊集院氏

好きな妖怪は何ですか。

光君

好きな妖怪は「ブシニャン」です。
なぜかというと、レジェンド妖怪なのに
弱い妖怪を集めればすぐに手に入るからです（笑）。

伊集院氏

兄弟でけんかしたりしてない？　大丈夫？

光君

これで終わります。

伊集院氏

これで終わりますか。そのへんはノーコメントで（笑）。

ということで、ユーザー代表から授与して頂きましたが
その瞬間は皆さんとても輝いた顔をしていらっしゃいます。

プレゼンターの石田様、根本君、どうもありがとうございました。