主催者代表挨拶
会長 鵜之澤 伸
本日は、「日本ゲーム大賞2013 経済産業大臣賞・年間作品部門」発表授賞式にお集まり頂きまして誠に有難う御座います。
今年のテーマは「ゲームはさらに進化し続ける」ということで非常に激しい進化と変化が、このゲーム業界に起きております。
新たに発表されたPS4とXbox Oneのように次世代のハイエンドゲーム機も登場し、また、スマートフォンも、ソーシャルゲームの誕生から3~4年経過し新しいネイティブアプリのソフトも出てきて、プラットフォームを代表する作品が様変わりします。
かつ、今まではパッケージ版を販売して終わりだったゲームソフトは今ではあらゆるタイトルがネットワークに関わっており、作品の中には運営型のアップデートを続けていくタイプのゲームも多く存在します。
ゲームの開発会社やクリエイターの方にとっては、終わりのない開発終わりのないマスターアップのように、非常に苦しいものですがしかしながら、ユーザーの反応や反響が、サーバーや売上、データなどにダイレクトに反映されるので、非常に楽しみでもあります。
近年、IT業界が一気にゲーム業界に侵食してきたようなスピード感の速さを私も感じます。
また、その状況が世界で同時に発生しています。先程も「アジア・ゲーム・ビジネス・サミット」がありましたが、東南アジアや、中国、韓国の国々も続々とゲーム業界に参入しております。
しかしながら、日本のゲーム産業は、次の世代のステージでも、アジアの中ではナンバー1で居続けていて欲しいと私は思っております。
今年も大変素敵な作品が数多く登場しました。
受賞された皆様は、今の時期は非常に辛く、大変な時期だと思いますがこの授賞式終了後、また次の作品・次世代のゲーム機でぜひ新しいチャレンジをして頂きたいと思います。
本日はおめでとうございます。