日本ゲーム大賞2013

アマチュア部門 応募要項

著作権について~応募作品を作る前に注意すべきこと~

著作権とは、創作物に関する権利です。著作権法という法律があり、創作物を作った人や創作に関わった人などの権利が保護されています。

あなたがゲームを作った場合、著作権が発生することになります。
日本の著作権法では、創作物を作った時点で、自動的に著作権が発生するため、申請や登録の必要はありません。
同様に他の人が作った全ての創作物にも著作権は存在します。
無料で配布されているフリーソフトや素材などにも著作権は存在し、制作者の許可を得ずに、その利用やコピー、配布などを勝手に行うことはできません。

日常生活の中で情報を得る機会の多いインターネットなどには、多くの素材が存在し、簡単にコピーできる環境がある為、勘違いしてしまいがちですが、無断コピーは著作権法違反となり罪に問われる可能性があります。
ゲームを作る上では著作権に十分注意し、他の人が制作された素材を使用する場合は、必ず許可を得る必要があります。
以下の事例を参考に、著作権に反しないよう、制作を行うようにしてください。

既存の漫画やアニメなどのキャラクターや設定を基に応募作品を作った場合

これらの行為は二次創作と言われているもので、作者に許可なく勝手に使った場合無断使用となり、 応募無効となります。必ず、制作者の許可を得てください。

例)〔○〕ご自身で制作したオリジナルのキャラクターを使用したゲーム
例)〔×〕他人が制作したキャラクターを無断で使用したゲーム

他人の作ったゲームから、素材を抜き出して応募作品を作った場合

これらの行為は素材の二次使用と言われています。
多くのゲームは、素材の二次使用を禁止していますので注意しましょう。
また、無料のフリーゲームであっても、作者の許可がない場合は、二次使用することは違法となります。
この場合も応募無効となりますので注意してください。

例)〔○〕ご自身で制作したオリジナルの音楽・イラスト素材、又は二次使用が許可されている
     音楽・イラスト素材を使用したゲーム
例)〔×〕他人が制作した音楽やイラスト素材を無断で使用したゲーム

他人の作ったゲームの一部、又は全部をコピーして自分の作品のようにして応募作品を作った場合

これらの行為は盗作と言われています。絶対に行わないよう、注意してください。
審査を経て受賞が確定し、発表授賞式にて発表・表彰を行った後であっても、万一、このような不正が明らかになった場合には、受賞を取り消し、結果としてその事実を公表せざるを得ない場合がありますので、特に注意を払うようにしてください。

また、盗作の意図がなくとも、他人の作品を参考に制作し、結果的に似通ってしまった場合、参考元の作品の制作者との間でトラブルが生じる場合もありますので、注意が必要です。
経済産業大臣賞
年間制作部門
ゲームデザイナーズ大賞
フューチャー賞
アマチュア部門