フューチャー部門
日本ゲーム大賞「フューチャー部門」は、東京ゲームショウ2011に
出展された全タイトルよりご来場いただきました皆様からの投票で
選出された全作品の中から、日本ゲーム大賞選考委員会により、
11作品が今後が期待される作品として選出されました。
 
 

ASURA'S WRATH(アスラズ ラース) / 株式会社カプコン

受賞者 プロデューサーの土屋です。このASURA'S WRATHは、カプコンと
サイバーコネクトツーがお互いに今できる最高のチャレンジを
やりきりましょうということで企画から一緒に二人三脚で、進めて
まいりました。
 
そういう思いを込めたタイトルに、こうして多くの方の支持を頂いて
今日このような形で登壇させて頂く事を非常に誇りに思います。
開発の方は、終盤で佳境を迎えるのですが、スタッフもこれを機に、
さらなる力を出してくれると思っておりますので、この場を借りて
お礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。
 
ASURA'S WRATHの開発を行っております、サイバーコネクトツー
代表の松山です。素晴らしい賞を頂きまして、ありがとうございます。
 
今から3年、4年くらい前に、カプコンという非常におもろい大阪の
企業と、一緒に仕事をしようと決めてから、我々とカプコンが一緒に
仕事をやるのであれば、日本だけではなく、世界中のゲームファンの
ために、度肝を抜くようなタイトルを発明しようという意気込みから
スタートした企画です。
 
今現在、福岡の方では下田星児というディレクター以下百数十名の
スタッフが、いよいよ本当に最後の戦いをしている真っ最中です。
アスラ自身の様にボロボロになりながら、来年に向けて
世界中にお届けできるよう、一所懸命がんばっております。
 
サイバーコネクトツーとしても、こういった形で、日本ゲーム大賞で
賞を頂くのは実は10年ぶりです。10年前に「.hack//」という作品と、
「NARUTO-ナルト- ナルティメットヒーロー」という作品で、
それぞれ賞を頂きましたが10年ぶりにアスラでこういった形で賞を
頂くことができて本当によかったと思いますし、これを励みに
開発一同しっかりと最後まで気を抜くことなく仕上げていきたいと
思っております。
 
チームを代表して喜びを言葉にさせていただきました。
本日はどうもありがとうございました。
 
 

プロデューサー
土屋 和弘 氏



代表取締役
松山 洋 氏
(株式会社サイバー
コネクトツー)


英雄伝説 碧の軌跡 / 日本ファルコム株式会社

受賞者 ありがとうございます。投票頂いた皆様には本当に感謝しております。
皆様の期待にこたえられる作品に仕上がっていると思いますので、
ぜひ応援よろしくお願い致します。
 
今回の碧の軌跡は、昨年発売されました零の軌跡の続編になり、前作で
残された謎がすべて解き明かされる軌跡シリーズ最大のクライマックスを
迎えるタイトルとなっております。
 
色々やりこみ要素も満載ですし、開発スタッフがやりたかったこと
全てを盛り込んでおります。ぜひ期待して頂きたいと思います。
ありがとうございました。
 
 

中原 嘉伸 氏


機動戦士ガンダム EXTREME VS. / 株式会社バンダイナムコゲームス

受賞者 プロデューサーの後藤です。フューチャー部門を受賞することができて、
本当にうれしく思っております。VS.シリーズとしても、ガンダムとしても、
この、フューチャー部門を受賞するのは連合VSザフト以来なので、
非常に久しぶりで、開発としても励みになりますので、本当にうれしいです。
ありがとうございます。
 
制作プロデューサーの赤塚です。この機動戦士ガンダム EXTREME VS.
は、本日、会場内でも大会を行っておりますが、アーケードゲームで大人気
絶賛稼働中です。今回、この場に立たせて頂いているのも、アーケードから
ずっとファンとして遊んで頂いておりますユーザーの方々の投票によるもの
が大きいと思います。本日は、誠にありがとうございました。
 
このVS.シリーズも始まってから十周年経ち、その記念作品ということで
今回据え置き機として5年ぶりの登場になっております。
そういった意味でも、節目の作品ということで、12月1日の発売に向けて
絶賛追い込み中でございます。
 
今回家庭用に移植するにあたり、アーケードの移植だけではなく、
一人用モードの充実であったり、また、ネットの通信対戦というものが
きっちりできるVS.シリーズというものを世に送り出していきたいと
思っております。本日はありがとうございました。
 
 

プロデューサー
後藤 能孝 氏



制作プロデューサー
赤塚 哲也 氏


ドラゴンズ ドグマ / 株式会社カプコン

受賞者 ディレクターの伊津野です。完全な新規タイトルですのでこのような
賞を受賞することが出来て非常にうれしいです。制作チームは
佳境で大変な時期ですが、これを励みにさらに頑張ろうと思って
おります。僕が中学生のころから、思い描いていた夢のゲームが、
やっと出来そうなので皆さんどうぞよろしくお願いします。
 
プロデューサーの小林です。このドラゴンズドグマはハイファンタジーの
世界を冒険できるオープンワールドアクションと題しており、
アクションにかなり特化した内容になっております。今後も、
ドラゴンズドグマの情報をたくさん出していきますので、日本初の
大型オープンワールドゲームをぜひ応援して下さい。よろしく
お願いします。
 
本日はありがとうございました。
 
 

ディレクター
伊津野 英昭 氏



プロデューサー
小林 裕幸 氏


バイナリー ドメイン / 株式会社セガ

受賞者 フューチャー部門を受賞いただきましてありがとうございます。
本当に嬉しいです。龍が如くでここ4、5年ずっと皆さんに応援されて
この壇上に上がってきましたが、今回の嬉しさは格別なものがあります。
 
先般、龍が如くスタジオというものを組織として立ち上げさせていただき
その第1弾で、そして龍が如くという名の付かない、新規タイトルが
こうやって期待を込めて、皆さんに後押しを頂いているというのは
本当に励みになりますので、非常にうれしいです。ありがとうございます。
 
ゲームを制作する中で、ここはこうならないか、ああならないか、と
作りながら諦めてた部分というのを、各メーカーのいろいろな技術者の
方は持っているかと思います。そういう事に対しても、もう一回疑問を
投げかけ、昨今すごく出来がいい海外ゲームに対しても諦めないで、
日本のゲームの丁寧な良さをもう一回打ち出していきたいという目標で
作ってまいりました。
 
いいゲームになってますので期待していて下さい。
 
 

総合監督
名越 稔洋 氏


バトルフィールド 3 / エレクトロニック・アーツ株式会社

受賞者 コアゲーマーの方は皆さんご存じかと思われますが、このバトルフィールド
シリーズはいままで世界で3,000万本以上の累積販売を誇る作品です。
 
このゲームは、デンマークにあるE.AのDICEというスタジオが作っている
作品ですが、そのスタジオにいるスウェーデン人は日本人に負けない
くらいまじめで、素晴らしく、職人のような人たちです。
 
いままでのE.Aの作品の中でも一番誇りに思っている作品ですので、
是非、ご期待下さい。
 
 

代表取締役社長
ロバート・キム 氏


ファイナルファンタジーXIII-2 / 株式会社スクウェア・エニックス

受賞者 今年も、このフューチャー部門を受賞させていただくことができて、
本当にありがとうございます。
 
この猛暑の中、会場に来られた多くの方々からご投票頂き、我々スタッフ
一同大変感銘しております。引き続きこのタイトルの制作を頑張って
進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 
ファイナルファンタジーXIIIを受けまして、ファイナルファンタジーXIII-2と
いう続編をこの短期間に皆様にお届けできる事を大変幸せに思って
おります。
 
かつて無いエンディングや、特に今回150種類以上のモンスターを仲間に
出来たり等、さらに新しい要素を多数入れさせていただいております。
どうぞご期待下さい。
 
 

専務執行役員
橋本 真司 氏


ファイナルファンタジー 零式 / 株式会社スクウェア・エニックス

受賞者 先程ちょっと触れましたファイナルファンタジーXIIIの
ファブラ ノヴァ クリスタリスの一環で2006年から、携帯ゲーム機で
どうしたらFFの世界観を皆様にお届けできるかと、ずっと試行錯誤して
まいりまして、ようやく皆様にお届けできる事になりました。
 
ファイナルファンタジー零式は、携帯ゲーム機の枠を超えた圧倒的な
スケール感となっております。ファイナルファンタジーは、通常
主人公が限られておりますが、今回なんとプレイヤーキャラクター14名、
そして3人でパーティーを組んで戦う事が出来ます。
 
そして今回UMD2枚組となっており、ファイナルファンタジーの名に
相応しい、奥深いストーリーと大ボリュームのゲーム内容で皆様に
お届けできると思いますので、是非ご期待ください。
 

専務執行役員
橋本 真司 氏


ファンタシースターオンライン2 / 株式会社セガ

受賞者 ファンタシースターシリーズが日本ゲーム大賞の賞を頂くのは、
かなり久々だと思いますが、新しいファンタシースターオンラインの形と
いうものを皆さんに評価していただけた事が本当に嬉しく思っております。
また、ファンタシースターオンラインの後継作という事で、非常に多くの
プレッシャーの中、頑張っているスタッフにも、本当に感謝したいと
思います。
 
ファンタシースターオンライン2は、ファンタシースターオンライン
10周年記念作品として、オンラインRPGに革命を起こす無限の冒険、
そしてオンラインRPG最高峰のアクション、そして究極の
キャラクタークリエイト、という3つのゲームコンセプトを軸に
開発をしております。
 
10年前、ファンタシースターオンラインが出た時に、オンラインゲームと
いうのはこれからのゲームの夢の一つである、という風に僕たちは
思ってました。でも10年経ってその夢は少しづつしぼんでいるように
感じています。
しかし今回ファンタシースターオンライン2がフューチャー部門を受賞した
という事はまだまだそこに夢を持っていたい、と思っている方がたくさんいる
という事ではないかと思います。
皆さんがオンラインRPGに持つ夢をもっともっと大きくしていけるように、
ファンタシースターオンライン2をしっかりと開発していきたいと
思っております。

どうかよろしくお願いします。
 
 

プロデューサー
酒井 智史 氏


モンスターハンター3(トライ)G / 株式会社カプコン

受賞者 ディレクターの藤岡です。このような賞を頂くことができて本当に嬉しく
思います。ありがとうございます。3DSという新しいハードで、モンスター
ハンターを作る、という事で本当に短い期間で始めたタイトルなんです
けれども、Gという冠を付けることになった時に、開発の方からもGという
冠に恥じないものを作ろうと、すごい意気込みで作っております。
 
その部分の片鱗が今日ようやくTGSで紹介する事が出来て、実際触って
頂いた方にも評価を頂いて、このような賞につながったというのは、
今、佳境でラストスパートをかけているスタッフにも非常に励みになると
思っております。この度はありがとうございました。
 
プロデューサーの辻本です。今回のモンスターハンター 3(トライ)G
ですが、2年前にWiiで発売したモンスターハンター3(トライ)がベースに
なっております。このベースを元に、G級クエストや村でのストーリーも
追加し、前作よりもさらにボリュームアップしております。3DSの作品と
いうことでタッチパネルを使った操作というものもぜひ注目して頂きたい
と思います。
 
 

ディレクター
藤岡 要 氏



プロデューサー
辻本 良三 氏


【特別賞】

ドラゴンコレクション / 株式会社コナミデジタルエンタテインメント

浜村氏 今回、フューチャー部門 特別賞としてドラゴンコレクションが
受賞いたしましたが、実はドラゴンコレクションはサービスを開始してから
1年近く経っており、なぜフューチャーなのかと思われる方も多いと
思われます。
 
家庭用ゲーム機の場合は、作っている最中に2年ぐらい経過し、
ようやく出来たものを半年間かけて発売するというサイクルで、その中で
フューチャー部門という部門が誕生しました。
しかし、ソーシャルゲームの場合は、どちらかというと、出来てすぐに
サービスを開始して、お客様のニーズによって変わっていくというサイクル
になっており、このままでは未発売の期間がないソーシャルゲームが
フューチャー部門に選ばれない、ソーシャルゲームを見るために多くの
お客さんが来ているのにこれでは問題があるのではないかという事で、
レギュレーション外ではありますが、特別賞を今回作って選出させて
頂きました。
 
特別賞という事で、今一番注目度の高い、一番盛り上がっているものとして
ドラゴンコレクションを選出させて頂きました。RPG要素がありながら
カードを集めて、それを合成してどんどん強くなっていく、新しいタイプの
ゲームとなっており、今までのゲームに無い、家庭用のゲーム機と並べても
全く劣らないクオリティの高さとなっております。
実際、今、ナンバーワンとして注目されているゲームです。
特別賞として、家庭用のゲーム機を遊んでいらっしゃる方にも、一度是非
見て頂きたいと思う作品です。
受賞者 まずは、先程からご紹介あった錚々たるタイトルの中で、このソーシャル
ゲームを選んで頂けたという事を非常にうれしく思っております。
この場をお借りして改めて御礼を申し上げたいと思っております。
 
先程、浜村様からお話しがありましたが、我々も毎日毎週、新しいゲームを
作っているという感覚で日々運営しておりまして、そういう意味では単純な
運営をしているつもりは無く、どうしたらお客様がまた喜んで頂けるかと
いうのを日々顔を見ながら常にゲームデザインをしております。
 
今回このような賞を頂いた事は、非常に光栄に思っております。
ありがとうございました。
 

代表取締役社長
浜村 弘一 氏
(株式会社エンターブレイン)



エグゼクティブ
プロデューサー
早川 英樹 氏

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