日本ゲーム大賞2009 > 受賞作品

タイトル	しゃぼんDEポン
プラットフォーム	ニンテンドーDS ニンテンドーDS Lite ニンテンドーDSi
学校名	日本工学院専門学校
受賞者	Minority

DSハードウェアの機能を違和感なく使った遊びに大満足です。ゲームフローも整えられており、スタートからエンディングまで世界観に浸ることができました。
　
作り手の発想を遊ぶ側に強いるのではなく、遊ぶ側の立場にたって企画を考えている点も評価したいと思います。
　
これからも、斬新な遊びを世の中に出してくれることを期待しています。

ニンテンドーＤＳ対応作品。
タイムリミットはゲーム開始と共に流れだす音楽の終了まで。ＤＳの内蔵マイクに息を吹きかけ、しゃぼんをつくり、タッチペンでくっつけ大きくし、放ったパワーで相手を押し出します。
　
作りこまれたキャラクターや、フルボイスによる演出など、総合力の高さに加え、タッチペンの機能を活かしたダイレクトな操作感がクセになる作品です。

しゃぼんDEポンは「学生作品の限界を越える」を目標にプログラマー、デザイナー、声優のスペシャリストが集まって制作したゲームで、その結果として優秀賞に選出して頂いた事を本当にうれしく思っております。
　
幅広い人に遊んでいただくため、「人魚と歌」をモチーフにしたポップな世界観と、ニンテンドーDSの機能を十分に生かすため、ボタンを使わずタッチペンとマイクだけで操作できる「誰でも簡単に遊べるゲーム」を目指して制作しました。
　
ニンテンドーDSを使っての開発は初めてで、「画面に画像を表示する」「音を出す」など技術的な課題が多く、大変苦労してしまいました。また、制作中は「本当にこのゲームは面白いのか」「このままで本当に大丈夫か」などの不安で一杯でしたが、テストプレイでいろんな人に遊んでいただき、ゲームを楽しんでいる姿を見て、不安が自信へと変わっていきました。
　
最後にアドバイスをしていただいた先生方、テストプレイをしていただいた方々、そして楽しく遊んでくれた皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
ありがとうございました。