「年間作品部門」受賞作品決定
　

　社団法人コンピュータエンターテインメント協会（略称：ＣＥＳＡ、会長：和田洋一、所在地：東京都港区西新橋）が主催する『日本ゲーム大賞２００７』の「年間作品部門」受賞作品が決定しました。

　２００６年４月１日から２００７年３月３１日までの間に、日本国内で発売された作品を対象に年間を代表するにふさわしい作品に贈られる「年間作品部門」の大賞は、『Wii Sports』（任天堂株式会社）、『モンスターハンターポータブル ２ｎｄ』（株式会社カプコン）の２作品に決定しました。 ※大賞に２作品が選出されたのは、昨年に引き続き２年連続、三度目となります。　

年間作品部門 受賞作品一覧

　大賞を受賞した、『Wii Sports』は、Wiiリモコンでこれまでの難しい操作を一切無くし、リビングで友達とそして家族で遊ぶという従来のゲーム機のイメージを一新、女性やシニア層などの新規ユーザー層を獲得。さらには、一般投票で幅広いユーザーから多くの支持を集めた点が評価されての大賞受賞となりました。

　同じく『モンスターハンターポータブル ２ｎｄ』は、友達同士、目の前でつなげて遊べるというゲームそのものの楽しさを超えて、もはやコミュニケーションツールとなりました。そのプレイスタイルは中高生の間では社会現象といえるもので、中高生を中心に圧倒的な支持を受けての大賞受賞となりました。

　ベストセールス賞を受賞した『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』は、対象期間中の販売本数が、４９３万本を記録。２００７年７月末までに、全世界での総販売本数は１，０００万本を超えました。

　日本ゲーム大賞選考委員により推薦される特別賞には、「アイドルマスター」（株式会社バンダイナムコゲームス　XB３６０）と「オシャレ魔女 ラブ and ベリー 〜DSコレクション〜」（株式会社セガ　DS）の２作品が選考されています。

　「アイドルマスター」は、これまでの育成ゲームにはないネットワークを活用した新たな楽しみ方を提案するゲームであり、派生コンテンツも生まれるなど、ゲームにとどまらないフィールドの広がりが評価されての受賞となりました。

　一方の「オシャレ魔女 ラブ and ベリー 〜DSコレクション〜」は、オシャレとダンスの得点を競う独自のゲーム性で、多くの小学生の女の子から支持を獲得。さらにはその母親からも支持されるなど、新規ユーザーを獲得した点が評価されての受賞となりました。

　受賞各作品の受賞理由他詳細情報は、日本ゲーム大賞公式サイトURL　 http://awards.cesa.or.jp/　をご参照ください。

　東京ゲームショウ２００７の会場では、年間作品部門のほか、アマチュアの方々が制作したオリジナルの作品を対象に、選考、表彰を行う「アマチュア部門」と、「東京ゲームショウ２００７」で発表・展示された未発売作品の中から来場者投票と日本ゲーム大賞選考委員会の審査により選考された作品を表彰する「フューチャー部門」の発表授賞式を下記の通り開催します。

　当協会では、受賞作品の商品パッケージに貼る受賞シール、全受賞作品を紹介するポスターを制作し、ゲームソフト販売店等に配布します。このシールやポスターによって、「日本ゲーム大賞」に対する認知向上に努めてまいりますとともに、受賞作品の販売促進の一助となることを期待しております。そして「日本ゲーム大賞」を通してより多くの方に、コンピュータエンターテインメントの楽しさ、素晴らしさを伝え、業界の発展に寄与することを目指してしてまいります。