マイクデバイスを使って、息を吹きかけるとシャボン玉が飛び出す、というギミックをゲーム性に取り入れたアイディアが光ります。
特に、敵キャラクターのみならず、家など、フィールドにあるオブジェクトにシャボン玉を吹きかけることによって、オブジェクトを浮かび上がらせることができることに、行為としての快感があり、この点では、ゲームとしてのとても重要な要素を持っていると思います。この点を最も評価しました。
反面、この魅力的なギミックを十分に生かしきれてきれていないもどかしさもありますが、煮詰め方次第では、もっと高い次元での楽しさを生み出す作品になる可能性を秘めているのではないかと、ゲームとしての可能性に期待する声もありました。