携帯アプリであることを考慮した操作性が優れた作品です。
ゲーム機対応の作品は、アクション性の高いものが主流で、プレイヤーの操作に対して、非常に高いレスポンスを実現できるように設計されています。
反面、携帯電話は、電話としての機能、持ち運びを最優先に、設計されています。
特に、ボタンに関しては誤作動しないよう、強めに押せば反応する構造になっており、ゲーム機と携帯アプリのゲームでは、プレイヤーに要求するものを変える必要があります。
この作品は、そんな携帯電話の特性を上手く利用したゲームであるといえます。
片手で簡単に操作できる点、連打を要求しない点。
単純な操作であるからこそ、頭を使ってのアクションというゲーム性。
携帯アプリに求められている要素を満たした作品です。