受賞作品

アマチュア大賞
 

すーぱーあしあし

すーぱーあしあし
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タ イ ト ル
 すーぱーあしあし
プラットフォーム
 携帯電話

所   属

 デジタルエンタテインメントアカデミー
受 賞 者
 チームマニアブレンド

携帯アプリであることを考慮した操作性が優れた作品です。

ゲーム機対応の作品は、アクション性の高いものが主流で、プレイヤーの操作に対して、非常に高いレスポンスを実現できるように設計されています。

反面、携帯電話は、電話としての機能、持ち運びを最優先に、設計されています。
特に、ボタンに関しては誤作動しないよう、強めに押せば反応する構造になっており、ゲーム機と携帯アプリのゲームでは、プレイヤーに要求するものを変える必要があります。

この作品は、そんな携帯電話の特性を上手く利用したゲームであるといえます。
片手で簡単に操作できる点、連打を要求しない点。
単純な操作であるからこそ、頭を使ってのアクションというゲーム性。
携帯アプリに求められている要素を満たした作品です。


2つのボタンだけの簡単操作。
2つのボタンで両足を操作しながら、ゴールを目指し、ゴールまでのタイムで金、銀、同のメダルを得ることが出来ます。
ステージが進むにつれ、障害物を踏み潰して進んだり、更には狭い通路では、わざと片足をぶつけて反転させるなど、頭を使ったテクニックも必要。
簡単操作、単純明快なルールながら、なぜかはまってしまう作品です。

すーぱーあしあし

賞をいただきまして大変光栄です。トロフィがきれいでチーム員の守屋ともども、大喜びいたしました。

実はですね、昨年度2D版の「あしあし」がCESAスチューデントゲーム大賞にノミネートされたときは、お盆に親戚が集まったらプレイしてもらったり、校内でも色々と評判を聞いたりして
「ひょっとすると、もしかして、いや、きっと受賞できちゃったりするんじゃないか。」という甘い期待をしていました。そして奥さんにもしゃべったりして授賞式に臨んでいましたのが、見事に肩透かしくらいまして・・・結果、ノミネートどまりで、手ぶらで帰りました。

そして、試遊ブースを見ると、受賞の札が貼られている作品には長蛇の列でお客さんがプレイしているのですけども、「あしあし」には誰もプレイしてなかったんです。たまたまその時がそうだったのかもしれなかったのですけど、「あしあし」がかわいそうで・・・
そして、その日の夜、チーム員の守屋くんと居酒屋「だるま」で誓ったんです。「リベンジしようね」って。

とりあえず、見た目とプログラムテクニックをアピールするために、3D表示にして、つぶす要素、階段を上る要素も入れて見ました。

実はボスもいたんです。サッカーボールを蹴って倒すという設定のダースベーダのようなボスが・・・現在のプログラムにモデルは入っているのですけど、作成時間の都合で割愛してしまいました。ちょっと心残りです。

それはさておき、受賞できて本当にうれしいです。今度はトロフィもらえました。9月に40歳になった、誕生日プレゼントになったと思っております。最後になりましたが、チーム員の守屋くん、DEAの皆さん、そして奥さん、ありがとうございました。今回の受賞はみんなのおかげだと思っています。

そして、ゲーム業界の登竜門として知られるこの賞を頂いたことを励みにして、多くの人に楽しんでもらえるすばらしいゲームをどんどん制作していきたいと思います。
ありがとうございました。

小山尚男

すーぱーあしあし