受賞作品

 

LEAD BALL

LEAD BALL
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タ イ ト ル
 LEAD BALL
プラットフォーム
 携帯電話

所   属

 デジタルエンタテインメントアカデミー
受 賞 者
 吉田 千春

パッと見たときには、どこか懐かしさを醸し出すゲームに見えましたが、実際は携帯端末の特性をよく理解しており、非常に堅実なゲームに仕上がっていたのに驚かされました。

「色がついたボール」と「バーで仕切られた部屋」だけでシンプルで直感的に理解しやすいゲームルールを構築。また上手くプレイ出来た時には、クリアランク等でより達成感を実感させるところなど、丁寧なゲームデザインと完成度が光ります。
さらには、最初のうちは戸惑いながらプレイしつつも、ゲームの仕組みがわかり出すと次のステージ、次のステージとテンポ良く進めていける難易度設定と、繰り返し遊びたくなる中毒性も備わった良い作品です。

あえて言うなら、グラフィックにもう一工夫すると、見た目の印象も変わりゲームへプレイヤーを導入する部分がさらに向上したのではないかと思いました。

自分の携帯端末にこのゲームが入っていたのなら、電車の中とかで普通に遊んでいるかもしれないなと思わせる、そんなゲームです。



色つきのバーで仕切られた16小間の部屋の中でボールを移動。
バーを開け閉めしながら、刻々と近づく制限時間内にボールをゴールまで導くゲーム。
バーの開閉の順番とタイミングを間違えば、うまく進みません。
ステージが進むにつれ、その難易度は徐々にアップ。
開閉の順番をすばやく考え、タイミング良くキーを押す。
頭と手が鍵を握るアクションパズルゲームです。

LEAD BALL

今回こような名誉ある賞を頂けたことをたいへん嬉しく思います。

この作品を制作するにあたって、はじめにボールを使ったパズルゲームというコンセプトで制作を始めましたが最終的にこの形に落ち着くまでには色々と苦労がありました。プログラムよりも自分の専門ではないグラフィック面で特に苦労が多かったように感じます。ですが、結果優秀賞を受賞できたことで苦労が報われとてもほっとしています。

今後もより良い作品を制作できるよう頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。
 
 

LEAD BALL