CESA GAME AWARDS -
-
-
9th CESA GAME AWARDS
授賞式
-
主催者代表挨拶
-
-
-
社団法人コンピュータエンターテインメント協会 副会長 工藤 浩


- 社団法人コンピュータエンターテインメント協会の工藤でございます。
本日は第9回 CESA GAME AWARDS の発表受賞式にかくも多数の皆様方に
ご出席いただき誠に有難うございます。今回は会長の辻本が急遽出席でき
なくなりましたので主催者を代表いたしまして代わりに一言ご挨拶を申し
上げます。

この度、9回目となります CESA GAME AWARDSは優秀なクリエーターの手に
よって生まれたすばらしいゲームソフトを表彰・発表することで日頃テレビ
ゲームに親しむ機会の少ない皆様方にもゲームのすばらしさ、楽しさを知って
いただき、当産業並びにコンピュータエンターテインメント文化の更なる発展、
振興を目指して開催しております。また制作に携わった関係者の皆様に
とりましては CESA GAME AWARDS が新たな制作活動への意欲につながる
ものとしてお役立てていただけますことを期待しております。

さて、今回もたくさんのすばらしい作品が選ばれたと聞いております。受賞される皆様は誠におめでとう
ございます。一方、今回惜しくも受賞を逸した作品についてもいずれ劣らぬすばらしい作品であり、今回
選考対象となったすべての作品および制作に携わったすべての皆様に対して賛辞をお贈りしたいと
思います。

今回はより開かれた式典を目指して、一般投票から抽選で選ばれました一般ユーザの方ならびに
当協会に関係の深い業界関係団体の皆様方にも多数ご隣席をいただいております。それぞれの
業界での指導的立場であられる皆様には、この機会にゲームのすばらしさにつきまして、より一層
ご理解を深めていただければ幸いと考えております。

なお、CESA GAME AWARDSにご投票いただいたユーザの皆様、養老選考委員長をはじめ審査に
あたられた選考委員の皆様にはこの場をお借りしまして御礼申し上げます。

そして本日ご出席いただいております報道関係者や業界関係者の皆様、その他ゲームに大きな
ご支援とご理解をいただいております大勢の皆様のお陰をもちまして CESA GAME AWARDS の
発表を迎えられたことを御礼申し上げます。

最後に今後も CESA GAME AWARDS の趣旨をご理解いただき、更なる発展を目指して参る所存で
ございます。皆様方の変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますことをお願い申し上げまして、私の挨拶と
代えさせていただきます。今日はおめでとうございます。





-

GAME AWARDS INDIESは埋もれている作品や新たな才能の発掘のため、
自由に表現された作品を公平な目で審査する新たなコンペティションを
設ける ことにより、コンテンツの企画・開発の土壌を醸成するとともに、
人材育成、ゲーム文化の振興に寄与することを目的に開催しております。

今回、ゲームに携わる方々が自由に表現できる場としてプロ・アマを問わず、
未だ製品化されていないオリジナルの作品を募集いたしました。
その後、全募集作品について第一次審査を実施しノミネート作品を選出、
これらノミネート作品に学生を対象とする CESA スチューデントゲーム大賞の
受賞作品を加え、選考委員による試遊・最終審査を経て、この度の受賞
作品が決定されました。

GAME AWARDS INDIES 受賞作品一覧






優 秀 賞
恋の改札口 / コナミスクール TEMP  田中 準也 様 / 中山 千秋 様

伊集院: 率直な意見を聞かせてください。 田中 準也
中山 千秋
受賞者: うれしいです。
伊集院: 特にこの部門はノミネートの基準が広いですから、激戦区だったと思うんです
けど、一番このゲームで自信があったところはどこですか?
受賞者: どうせやるんだったら新しいことをやりたいと思い、今回、テキストを読みながら
アクションも行い、楽しい雰囲気で作れたらいいなあと思って作りました。
まだまだいろんなことがやれる可能性を秘めているんじゃないかと思います。
ありがとうございました。



大 賞
AMIDA The Soldier on The Bridge / 富山県立大学 Technical Computer Club 大門 義弘 様 

伊集院: 今、名誉とトロフィーと更に副賞の50万円を手にした感想をお聞かせください。 大門 義弘
受賞者: 非常に光栄です。ありがとうございます。
伊集院: 私は、INDIESに対する先入観があって、もっと荒削りのものが発表されるかと
思ったのですが、発売されているゲームと比較しても遜色ないという感じです。
制作の苦労をお聞かせください。
受賞者: やはり3Dでやるというのが、わたしたちの目標でした。また、あみだくじの
要素を取り入れ、そのままゲームに活かすことに非常に苦労しました。
伊集院: すべての INDIES作品の中の頂点です。お気持ちを。
受賞者:

本当にありがとうございます。

伊集院: ゲームを作る時に、ただ友達が楽しめばいいとか、自分が楽しめばいいとか、
ゆくゆくはゲーム業界の人達にアピールしたいとか、いろんな動機があると
思いますが、一番どれに近いですか?
受賞者: やはりゲームを作りたいという思いが非常にあったので、とにかく作りたいと
いう思いだけでやりました。
伊集院: 作りたいという気持ちですね。たぶんそのゲーム作りの経験は、実際に
プロの現場で作るきっかけになるんでしょう。
これだけの賞を受賞したわけですから。
受賞者: そうですね、そうなったらうれしいです。
伊集院: 見てるだけで本当に僕もすぐにやってみたいすばらしい作品でした。


<<前へ 次へ>>
-
-
-