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(主文抜粋)
イベント委員長の丸山でございます。養老選考委員長が都合によりご欠席ではありますが、講評を頂いておりますので、代読させていただきます。
(審査委員長 養老 孟司氏 講評)
この度は、所用のため「第8回 CESA GAME AWARDS 発表授賞式」に出席することができないことを非常に残念に思うと同時にこの場をお借りしましてお詫び申し上げます。
さて、本年は皆様もご存知の通り近代オリンピック生誕の地アテネで夏季オリンプックがおこなわれました。
日本選手の活躍ぶりには、毎日寝不足になった方もたくさんいるのではないでしょうか。
毎回オリンピックでは、さまざまなドラマやたくさんの感動が生まれます。
そして同時に、人間の持つ可能性に、文字通り無限の力を感じえる一つの場面です。
しかし、ゲームにも、そんな人間の持つ無限の可能性を引き出す力があると私は思います。
様々な可能性を追求し、飽くなき努力を重ね、新たな創造を生み出すクリエイターの皆様には、オリンピック選手同様の情熱やエネルギーを感じずにはいられません。
ゲームには、夢とロマンがあふれています。
今回もオンラインゲームから懐かしいゲーム、そして体感型、まったくの新しいジャンルのゲームと、あらゆるジャンルのゲームが、授賞作品として選ばれました。授賞作品は一般投票を参考に審議されますが、面白いものは面白いし、世代を問わず多くの人が感動し投票したということは、ゲームに人を惹きつける力があるということで、まさしく、ゲーム本来の本質を表す結果となっていると思います。
本日、御集まりの皆様には、これからも多くの人に感動を与え、夢とロマンにあふれたゲームをたくさん作って頂きたいと思います。
ゲームファンの1人として、これからも皆様のご活躍を期待するとともに、「CESA GAME AWARDS」を通して、ゲーム業界が益々発展することを祈念いたします。本日は、授賞、誠におめでとうございました。
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以上が、養老委員長よりいただきました講評となります。
ただいまの養老委員長の講評にもありました通り、今回も、たくさんのユーザーに感動を与え、当業界を代表する素晴らしい作品、そして、ユーザーが発売を待ち望む数々の作品が授賞作品として選出されました。
本日ご出席の皆様は、今回の授賞作品をご覧頂き、改めてゲームの素晴らしさ、楽しさ、限りない可能性というものを実感して頂けたと思います。また、このような人々に感動を与える仕事に携われたことに対しておおいなる誇りを感じていただけたのではないでしょうか。当協会では、今後も「CESA
GAME AWARDS」を通して、ゲームの制作に携わる全ての方にエールを送り続けると同時に、より多くの方にゲームの素晴らしさを伝え、コンピュータエンターテインメント産業の発展に努めてまいりますので、今後も変わらぬご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
本日は、どうもありがとうございました。そして、受賞者の皆様、本日は誠におめでとうございました。 |
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