発表授賞式懇親会

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会
会長 岡村 秀樹

本日はお忙しい中お集まり頂きありがとうございます。
東京ゲームショウ2017が無事開催され、初日をトラブルなく終えることができました。幸い天候にも恵まれ、幸先良いスタートが切れたのではないかと思います。
各出展社の皆様方は、この4日間のために準備をしてこられたのだろうと思います。本当にお疲れ様でございました。

先ほど日本ゲーム大賞の発表を行い、経済産業大臣賞は「Pokémon GO プロジェクトチーム」、そして年間作品部門の大賞は「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」が受賞されました。受賞されました作品、プロジェクトの関係者の皆さま、本当におめでとうございます。改めましてお祝い申し上げます。

さて、開会式でもご案内した通り、今年の東京ゲームショウは607社の出展社数となりました。近年は幕張メッセの1から11ホール、国際会議場、幕張イベントホールまでを使用し、本当に数多くの皆さまの出展を仰いでおります。
とりわけ本年は、国内の出展社数は過去最多となり、また海外からの出展社につきましても東欧からアジア地域、特に今年よりインドからも出展していただくなど、正にグローバルなイベントへと成長しております。

今年で27回目の開催ということでございますが、これからもゲーム情報の発信やテクノロジー、クリエイティブの発表の場として重要なポジションを維持しつつ、さらに世界有数のゲーム関連イベントとして、その地位を揺るぎないものへとしていかなければなりません。
また、日本そしてアジアのゲーム業界の発展のために、ビジネスマッチングの観点としても最大限にご活用いただける場として、さらに充実させていくことも必要だと考えております。

既に皆様にご案内いたしました通り、先日CESAとJOGA様そしてeスポーツ業界3団体と共に、年内に日本におけるeスポーツ団体の統合・新設に関する取り組みを開始することを発表いたしました。eスポーツ産業の振興は、新たなマーケットを、そして新たなビジネスモデルを生み出し、必ずやゲーム業界の更なる発展に繋がっていくものと思います。また新団体では、プロライセンスの発行などを行い、eスポーツ選手が日本及び世界で活躍できる環境の整備を進めるとともに、アスリートとしての育成、地位向上に努めてまいります。「東京オリンピック」を控えた今年と来年は、ゲーム業界のステータスを上げる絶好のチャンスです。多少時間がかかったとしても、この新団体を通じてJOCへの加盟を目指すべく注力していきたいと思っております。
新団体の概要などお話しできるタイミングになりましたら、改めてご報告さしあげますので、是非、会員各社の皆様方にはご理解を頂き、ご支援とご協力を賜れますようお願い申し上げます。

最後になりますが、本東京ゲームショウは、パートナー事業会社である日経BP社様の多大なご協力で共に開催をさせて頂いております。改めまして日経BP社様に感謝を申し上げます。
併せまして、ご支援とご指導頂いております経済産業省様、さらに辻本委員長を始めとしたCESAのイベント委員会の皆さまにも、この場をお借りして厚く御礼申し上げたいと思います。

まだ東京ゲームショウはスタートしたばかりです。
土日には一般日も開催されますので、出展社様みなさまの熱気で来場者を惹き付け、そして有意なビジネスを引きつける、そういった素晴らしいイベントにして頂ければと思います。

本日は、誠にありがとうございました。

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