昨年より新設されました経済産業大臣賞は、
株式会社カプコンのモンスターハンター開発チームが受賞されました。
 
モンスターハンター開発チームは、携帯ゲーム機の特性を活かし、
通信協力プレイにより新たなゲームスタイルを確立。
「友人と協力してモンスターを倒す」コミュニケーションを取りながらプレイする
そのスタイルで、多くのユーザーを魅了しました。
 
モンハン現象といわれる社会現象を引き起こし、2004年の発売以来、
シリーズ累計出荷本数が1,000万本を達成するなど、
市場の拡大に貢献された点が評価されての受賞となりました。


<経済産業大臣賞の設立趣旨>
社団法人コンピュータエンターテインメント協会では、
コンピュータエンターテインメントをひとつの文化として捉え、その振興を
図るとともに、コンピュータエンターテインメント産業の発展に寄与することを
目的に1996年より、本表彰制度を開催、今回で13回を数えます。
 
日本ゲーム大賞は、これまで「年間作品部門」「フューチャー部門」
「アマチュア部門」の3つのカテゴリーにおいて、
優れたゲームソフトの選考・表彰を行ってまいりました。
昨年より、これまでのゲームソフトのみを対象とする表彰制度から、
産業発展に寄与された人物・団体を対象とする「経済産業大臣賞」を新設。
産業を支えるゲームソフトと人物・団体の両面を対象とする
“より開かれた意義ある表彰制度”として開催しております。
 
<経済産業大臣賞の選考基準>
優れた作品を創造することにより、ゲーム産業の発展に寄与された方、
また新たな表現、技術などを用い、
ゲーム産業の裾野を拡大された方に贈られます。
なお、選考対象は人物・団体としております。