タイトル | Pechantet |
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プラットフォーム | スマートフォン/タブレット |
学校名 | HAL大阪 |
受賞者名 | ジブンデ!! |
本作はタワーディフェンス系RTSに「本をめくってスタンさせる」操作を味付けした、一つ間違うと面白くなくなってしまうギリギリの勝負に挑んだ作品です。
チャレンジ色の強さだけではなく、機能要件や品質も申し分なく、このまま世に出せるレベルの完成度も持っていると思いました。
更に上を目指すなら、このゲームの一番の特徴である「本をめくってスタンさせるルールが伝わる工夫」を考えてみましょう。
例えば、キャラクターを全てペラペラの紙にしてしまえば、「めくった紙に挟まれてスタンする」ことがごくごく自然に感じられると思いますし、デザイン面でのトンマナも整えやすくなり一石二鳥です。
色々言ってしまいましたが、このゲームをポートフォリオとして利用できることに自信を持ってください。
業界の需要は間違いなく高いです。引き続きのゲーム開発、お互いに頑張りましょう。
スクウェア・エニックス 岡山 博紀
魔法の絵本を舞台に、次々と迫りくるモンスターを撃退するリアルタイムストラテジーゲーム。
プレイヤーは絵本を指でなぞって地面をめくり、めくれた地面で敵をペチャンと挟んで攻撃。
大きな地面で一気に挟んだり、小さな地面を使って連続して挟んだり、敵の大きさや数、そして進行方向を予測し、どの部分をどのようになぞるかが方が攻略のポイント。
スマートフォンの特性を活かした優れた操作性と製品レベルの完成度の高さが光る作品です。
この度は、多数の作品から私たちの作品が佳作に選ばれてうれしく思います。
私たちはテーマである「はさむ」をプレイヤーがどうすれば感じるかを意識しながら制作しました。
はさむをそのまま表現すると考えるところや、はさむこと自体に面白さを含めることが難しく、企画を立案する時点からかなり難航していました。
それでもこのゲームが完成し、このような評価を頂けたのは、企画の指導や、夜遅くでも試遊してくれた先生方の全力のサポート、何より一か月半という短い期間頑張り続けていたチームがいたおかげだと思います。
制作に関わって下さった皆様、本当にありがとうございました。