発表授賞式講評

株式会社Gzブレイン 代表取締役社長 浜村 弘一

Gzブレインの浜村でございます。

先程発表させていただいた今年の「フューチャー部門」の受賞作品を振り返りますと、「超」が付くぐらいの大作もあれば、新作で、発想の起点がすばらしい作品もありますし、本当に良い作品が選ばれたように思います。ご投票いただいた来場者の皆さまに感謝申し上げます。

今、家庭用ゲームの世界は、大いに盛り上がりをみせており、市場規模も何年かぶりに右肩上がりになってきています。

据え置き型機のPlayStation®4がその要因の一つになっております。ここ2、3年ほど、大変良いタイトル、大作が発売され、大きく売り上げが伸びています。今回の東京ゲームショウでも多くの大作が出展されました。そうした作品も受賞作品として、しっかりと選ばれたように思います。

それからやはりNintendo Switchです。品薄で買えないことも多いのですが、今回Nintendo Switchのタイトルがしっかりと受賞に名を連ねたことも素晴らしいと思います。受賞作品を見渡すと、今のゲームの市場において据え置き型機が元気だ、という点が反映された選考であったと思います。

それからもう一つ、受賞10作品のうち4作品が対戦もしくは集団戦、協力プレイをベースにしており、「戦いをみせる」ことを作品の面白みにしているという点です。いわゆるe-Sportsを意識した作りになっているところが興味深いと思います。

11ホールのe-Sportsのステージは、多くの人を集め大変盛り上がっております。今回の東京ゲームショウの売りの一つになっていましたが、オリンピックやアジア競技大会でゲームが一つの競技に選ばれるのではという期待に満ちた話もあります。そんな未来をも見据えた選考もあったのではと感じております。

今、それから未来も見据え、受賞作品にふさわしい良いタイトルが並んだなと思っております。投票いただいた皆さん、本当にありがとうございました。


式次第へ戻る

ページ上部へ戻る