発表授賞式ご挨拶

経済産業省 商務情報政策局 コンテンツ産業課 課長
山田 仁 様

日本ゲーム大賞2017「経済産業大臣賞」「年間作品部門」の発表授賞式が、このように盛大に行われますことを心よりお喜び申し上げます。

また、「経済産業大臣賞」及び「年間作品部門」において、大賞、優秀賞、グローバル賞、ベストセールス賞、ゲームデザイナーズ大賞を受賞される皆様方へ、心よりお祝いを申し上げます。

受賞者の皆様におかれましては、世界中の方々に親しんでいただけるゲームの制作に取り組んでいただくと共に、技術の進展やクリエイティブな発想を活かした新しいビジネスを創出され、わが国のコンテンツを海外に発信するリーダーとして、さらなるご活躍を期待しております。

本日の受賞作品をはじめとするゲームは、いわゆるクールジャパンとして海外からも大変注目を集めております。政府としましても日本の文化、魅力を世界に伝えるクールジャパン戦略の一環といたしまして、ゲームを含めたさまざまなコンテンツの海外展開を強力に推進しております。

数多い日本のコンテンツの中でも、特にゲームは海外でも非常に高く評価をされており、市場の拡大が見込める有望なコンテンツとして、我々としても大変期待を寄せております。ゲームが持つ魅力的なキャラクター、手に汗握る臨場感、また壮大な世界観、こういったものが起点となり、ゲームファンの裾野がさらに広がっていくと考えております。

ゲーム産業は大手企業から中小企業まで、その事業規模に関わらず多くの企業が活躍され、また、新しい学生の皆様方や若い力がどんどん活躍できる分野だと思っております。
音楽やスポーツ、さらにはコンピュータあるいは配信事業者と、ほかの産業との協業や融合もこれからますます広がっていくと思います。ゲームだけにとどまらず、日本の産業を後押ししていただける非常に重要な産業分野であり、ぜひともこの日本ゲーム大賞で各賞を受賞された皆様、また業界関係者の皆様方に引き続き頑張っていただきたいと思っております。

最後になりますが、これから発表される各賞受賞者の皆様方、そしてご臨席の皆様方のますますのご活躍を祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。

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