「第4回日本ゲーム大賞」 発表授賞式レポート

CESA会長・上月景正の開会あいさつ
3月30日、東京ゲームショウ前夜祭として、第4回日本ゲーム大賞授賞式が東京有楽町の東京国際フォーラムで行われました。 4回目をむかえた本大賞について、上月会長は「審査のしくみ、賞の設定などを見直し、さらに権威ある賞として日本ゲーム大賞に名称変更した。この日本ゲーム大賞が、日本のゲーム産業の振興・発展に寄与することを期待」と語りました。


 まずは、アカデミー委員長である養老孟司氏の挨拶が。「わたしは多くの時間をゲームに費やしているほどのゲーム好き」というコメントに会場の空気が和らぐ。


会場が暖まったところで、プレゼンターの紹介に。映画監督の大森一樹氏、有名マーケッターの西川りゅうじん氏、音楽プロデューサーの萩原健太氏、マルチメディアクリエイターの平野友康氏が並ぶ。こうした文化人の登場は「ゲーム業界」の注目度にもよるものだろう。 そして、そのプレゼンター諸氏より、次々と部門賞等のトロフィーが受け渡された。

海外作品賞:Age of empires2/Age of kings (マイクロソフト)
キャラクター賞:どこでもいっしょ (ソニー・コンピュータエンタテインメント)
プログラミング賞:ソウルキャリバー(ナムコ)
ゲームデザイン賞:どこでもいっしょ (ソニー・コンピュータエンタテインメント)

グラフィック賞:聖剣伝説LEGEND OF MANA (スクウェア)
ムービー賞:ファイナルファンタジーVIII (スクウェア)
シナリオ賞:ヴァルキリープロファイル (エニックス)
サウンド賞:Dance Dance Revolution(コナミ)



ベストゲーマー賞は、なんと二人が授与!
幅広い意味で「素晴らしいゲームユーザー」と認められる方に贈られる「ベストゲーマー」賞は、伊集院光さんと中島礼香さんに決定。 中島さん「初めてのお仕事がゲームのお仕事だったので、ご縁があると感じています」 伊集院さん「とても嬉しいです。感激です!!上手く言葉になりません」 お二人の暖かいコメントに会場は華やいだ。


 ニューウェイブ賞を受賞したのは ○シーマン〜禁断のペット  (セガエンタープライゼス/ビバリウム) ○ダンスダンスレボリューション(コナミ) ○どこでもいっしょ  (ソニー・コンピュータエンタテインメント)  その中で最優秀ニューウェイブ賞に輝いたのは、『シーマン〜禁断のペット』(セガ/ビバリウム)となった。
入交社長も授与式に登場



どれが受賞してもおかしくない良作が揃った
優秀賞は、一般、会員の投票によって選ばれた20のノミネート作品の中から、アカデミー委員による審査の結果、選ばれた作品に贈られた。 ○シーマン〜禁断のペット  (セガ・エンタープライゼス/ビバリウム) ○Dance Dance Revolution(コナミ) ○どこでもいっしょ  (ソニー・コンピュータエンタテインメント) ○ファイナルファンタジーVIII(スクウェア) ○ポケットモンスター(金・銀) 以上の作品から「日本ゲーム大賞」大賞が選ばれる。


さて、名称を「CESA大賞」から「日本ゲーム大賞」に名称変更して初めての授与式。栄えある大賞に輝いたのは…『どこでもいっしょ』(ソニー・コンピュータエンタテインメント)!幸せそうに抱かれたトロが花束を受け取った。 受賞者のみなさん、おめでとうございました!


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