受賞作品アマチュア部門

佳作Destruction

作品概要

タイトル Destruction
プラットフォーム PC
学校名 神戸電子専門学校
受賞者名 ゲームを作る人

佳作 選考理由

「うつす」という今回のテーマをどのような手法でゲームに取り入れるか、それには応募者の皆さん苦心したことと思います。

この『Destruction』は、その「うつす」というテーマを「自分の行動を敵にうつす」という、素直には思いつきませんし、思いついてもゲームにする難易度を考えるとすぐに別案を考えてしまいそうな手法をあえて(かは、わかりませんが)選択したユニークな作品でした。

正直、おそらくは開発者の方々も自覚しているであろう改良の余地が残る作品ではあります。操作性であったりUIであったりバグであったり(笑い)。ですが、他作品と全く異なるテーマの扱い方は、審査する面々に新鮮なユーザー体験としてうつりました。

結果、テーマの表現に関する評点が特筆して高く「うつすをテーマにしたアマチュア部門で、この作品はほっとけないよね」という具合に、この度の受賞となっています。

アマチュア部門のテーマと開発者の方々の発想と挑戦から生まれた“記憶に残る”作品だと思います。受賞おめでとうございます。

ポケラボ 下村 大輔

この作品について

主人公の使い捨て無人ロボットが、悪の戦闘ロボット開発工場に潜入、爆破スイッチを仕掛け、破壊していくアクションパズルゲーム。

主人公の無人ロボットは自分の行動を記録、その記録を敵の戦闘ロボットに移し、意のままに操ることができます。この特殊能力を使って、様々なギミックをクリアし、工場内に爆破スイッチを設置していきます。

自分の行動記録を相手に移し、敵の上に乗って高い場所に移動したり、敵を爆発させ壁を壊して先に進んだり。時には、複数の行動パターンを予め記録する必要がある場合も。。。

様々なギミックをクリアするために必要な動きを分析し、まずは自らが行動し記録。その記録を相手に移して、実行させる。というユニークな発想を元に作られた戦略性の高い作品です。

ゲーム制作者のコメント

この度は、このような素晴らしい賞を頂き、誠にありがとうございました。

このような結果を出す事ができたのは、先生方のサポートや、試遊してくれた友人のおかげです。

私たちチームは、今回のテーマである「うつす」をどのようにしたら目新しく面白い作品になるか常に考えて制作しました。

制作期間が忙しい時期だったのですが、チーム全体で一切妥協せず、こだわりを持って制作することができ、賞を頂く事が出来たので非常に満足しております。

今回佳作止まりとなってしまい非常に悔しかったのですが、今回本当に様々な新しい経験を体験する事ができ、勉強になりました。

このような悔しい気持ちと、様々な経験を今後制作するゲーム作品に生かしていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

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