発表授賞式

フューチャー部門

日本ゲーム大賞「フューチャー部門」は、
東京ゲームショウ2016に出展された全タイトルより
ご来場いただきました皆様からの投票で選出された
全作品の中から、「日本ゲーム大賞」選考委員会により
10作品が今後が期待される作品として選出されました。

プレゼンター

カドカワ株式会社
週刊ファミ通 編集長
林 克彦 氏

株式会社集英社
Vジャンプ 編集長
伊能 昭夫 氏

株式会社KADOKAWA
電撃PlayStation  編集長
西岡 美道 氏

フューチャー部門 受賞

龍が如く6 命の詩。

株式会社セガゲームス

フューチャー部門受賞
NAME
「龍が如く」シリーズ総合監督
名越 稔洋 氏
受賞者
ありがとうございます。

過去11年間でこの賞をいただいたのは9回目ぐらいになります。

今までは50音順での表彰が多く、いつも後ろのほうだったので
今回、初めに呼ばれるのは珍しいのですが、毎回いただくたびに
ドキドキしています。

今回は、このシリーズで桐生一馬というキャラクターに区切りを
付ける節目の作品にした以上、どうしてもこの賞はいただきたいと
思っていましたので、本当に感謝しております。
ありがとうございます。

豪華キャストはこのシリーズのモットーで、皆さんが期待されていると思いますが、ビートたけしさんをはじめとして
皆さん名前も顔もご存じの方々に参加していただいております。

そして、今回は山下達郎さんにご自身初めてとなるゲームへの楽曲提供にご協力いただきました。

もともと『龍が如く』は、テレビや映画に負けないエンターテインメント性を、どこまでメジャーに押し上げられるかの
戦いの10年間でした。その集大成がこの作品となったと、私自身は思っています。

もちろんドラマ部分も濃厚な内容にしております。若い方からご年配のユーザーの方も、皆さんが楽しんで
笑って、涙できる、素晴らしい作品に仕上がっていると思いますので、ぜひよろしくお願い申し上げます。

フューチャー部門 受賞

ファイナルファンタジーXV

株式会社スクウェア・エニックス

フューチャー部門受賞
NAME
プロデューサー
橋本 真司 氏
受賞者
本当にありがとうございます。

『ファイナルファンタジーXV』は、発表してから実は約10年の歳月が
経過しております。このフューチャー部門を受賞いたしまして
これからの発売に向けて、ますますの弾みにさせていただきます。

ファンの皆さまの応援があってこそ「XV」までシリーズを
続けてこられたと思っております。本当にありがとうございます。

おかげさまで『ファイナルファンタジー』シリーズは、累計販売本数1億1000万を超えております。
こちらの最新作「XV」は、本年11月29日発売となっております。長らくお待たせいたしました。

現在、世界ツアー中でして、世界のファンの皆さまとともに各地で体験イベントなどをやらせていただいています。
世界に誇る弊社の様々な技術で渾身の力を入れて制作しております。発売まで間もなくとなっております。

ハイエンドグラフィックをリアルタイムで再現する
非常に完成度の高いものになっていると思っております。

まさに舞台劇、映画さながらのシーンが連続してまいります。
召喚獣もモンスターとのバトルも非常にリアルな作品になっておりますのでお楽しみくださ

フューチャー部門 受賞

バイオハザード7 レジデント イービル

株式会社カプコン

フューチャー部門受賞
NAME
プロデューサー
川田 将央 氏

NAME
プロモーションプロデューサー
神田 剛 氏
川田氏
今年で東京ゲームショウは20周年を迎えておりますが
『バイオハザード』も、今年で20周年を迎えます。

この良き節目の中で、このような賞を受賞させていただきまして
大変感謝しております。皆さん、ありがとうございました。

我々は、この『バイオハザード7』で様々な新しいチャレンジを
行いました。ゲームエンジンも一から新たに開発を行い、恐怖という
コンセプトも改めて見直しました。その結果、今回皆様から
「非常に怖い」と言っていただけるタイトルに仕上がったと
思っております。

また、ただ怖いだけではなく、ゲームとしても非常に面白い内容に
仕上がっておりますので、ぜひ期待していただきたいと
思っております。
神田氏
『バイオハザード7』は、実は2015年のE3で『KITCHEN』というタイトルで
PlayStation VRのデモ版を出展させていただきました。そこから
ユーザーの皆様のリアクションを元に改良を重ねてPlayStation VR
完全対応であることを6月に発表させていただきました。

今回の東京ゲームショウから発売に向けてバイオハザードらしさを
どんどんアピールしていこうと思っております。

ぜひご期待いただければと思いますし、また発売まで我々開発一同一丸となって
頑張りますので、よろしくお願いします。

本日はありがとうございました。

フューチャー部門 受賞

めがみめぐり

株式会社カプコン

フューチャー部門受賞
NAME
エグゼクティブプロデューサー
小林 裕幸 氏

NAME
プロデューサー
野中 大三 氏
小林氏
株式会社カプコンの小林です。
本日は受賞させていただきありがとうございます。

弊社はシリーズタイトルが比較的多いのですが
この『めがみめぐり』は、完全新作のIPで
ニンテンドー3DS対応作品として開発しております。

様々な仕掛けと、技術的な点も含め、意欲的な作品に
なっております。

続編が多い中、完全新作のタイトルとして自信を持って
制作しておりますので、よろしくお願いします。
野中氏
カプコンの野中です。
『めがみめぐり』は、ユーザーが入力した単語をフルボイスで
発音をしながら会話するという「めがみスピークエンジン」という
エンジンを導入した、おしゃべりコミュニケーションゲームに
なっております。

かわいい新米ツクモガミのツクモちゃんが会話をして、コミュニケーションを取りながら
育成するゲームになっております。

また、全国10種類の交通系ICカードと連動をすることで、ユーザーが利用した駅の情報や
お買い物情報をツクモちゃんとの会話の中に取り込むという新しい試みも行っております。

完全新作となります『めがみめぐり』は、発売・配信開始が12月8日を予定しておりますので
是非、よろしくお願いします。

フューチャー部門 受賞

モンスターハンター ストーリーズ

株式会社カプコン

フューチャー部門受賞
NAME
プロデューサー
辻本 良三 氏
受賞者
投票して下さったユーザーの皆様、本当にありがとうございます。

『モンスターハンター ストーリーズ』は、今までの
『モンスターハンター』シリーズのアクションのジャンルとは異なる
RPGの作品として立ち上げた企画となっております。

RPGは『モンスターハンター』としては初めてのジャンルなのですが
大作RPGを目指して、スタッフみんなが頑張ってくれまして、
ようやく発売間近となりました。

開発一同、我々の気持ちのこもったこのタイトルを
ぜひ一度プレイしていただければと思います。


『モンスターハンター ストーリーズ』の世界では、ハンターとは異なる
ライダーというモンスターと共に生活をしている民族が新たに加わっており、
主人公はライダーとして冒険を進めていきます。

ハンターの視点から見たモンスター、ライダーの視点から見たモンスター、
他にも登場するキャラクターから見たモンスターと、そこに起こる
災い、謎、様々なシナリオが展開されます。

色々なモンスターを集めて、そのモンスターを自分好みのモンスターに
育て上げていくことも可能となっております。

是非、数多くのモンスターを集めて楽しんでいただけたらと思います。

本日はありがとうございました。

フューチャー部門 受賞

Horizon Zero Dawn

株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント

フューチャー部門受賞
NAME
ローカライズプロデューサー
石立 大介 氏
受賞者
投票していただいた皆様、本当にありがとうございます。

開発会社のGuerrilla Gamesが今朝、飛行機で日本を
発ってしまったのですが、直前に受賞の報告ができ、
非常に喜んでおりました。

受賞の喜びのコメントをご紹介させていただきます。

「日本のユーザーの皆様に投票をしていただいて、
この東京ゲームショウでフューチャー部門を受賞できたことを
誇りに思います。本当に嬉しいです。

3月2日の発売日に最高の作品を届けられるように
開発一同一生懸命頑張ります。」
とのことでした。

日本のローカライズチームも本当はこの会場に来たかったようなのですが
作業が佳境を迎えているため、私が代表してトロフィーを受け取らせて
いただきました。


この作品は、『KILLZONE』シリーズで有名な開発会社Guerrilla Gamesが
制作しているオープンワールドのアクションRPGになります。

世界設定は、人類の文明が滅んでから数千年経過した未来で
人類が原始的な生活への回帰を余儀なくされてから
ようやく少しずつ集落をつくって復活をしてきた時代設定に
なっております。

世界は人類の代わりに機械が支配をしている時代で、
様々な機械が、人類の代わりに地上の王者として大地を闊歩しています。

その状況で、主人公のアーロイという女性のハンターが、なぜ人類が滅んだのか
という謎を追い求めながら、支配している機械を狩り、ほかの人類と出会い
協力しながら戦っていくストーリーになっております。

アクションの手触りが非常に良い作品になっておりますので
アクションゲームがお好きな方に、ぜひ遊んでいただければと思います。

この度は本当にありがとうございました。

フューチャー部門 受賞

仁王

株式会社コーエーテクモゲームス

フューチャー部門受賞
NAME
プロデューサー
鯉沼 久史 氏
受賞者
コーエーテクモゲームスの鯉沼でございます。
投票してくださったユーザーの皆様、本当にありがとうございました。

『仁王』は、2005年に制作中であると発表をしてから
実は10年以上経過してしまったのですが、いよいよ完成の目途が
つきまして、2017年2月9日に発売ということになりました。

今まで2回作り直して、3回目でようやく面白いもの、手応えの
あるものになりましたので、是非ご期待をいただきたいと
思っております。

『仁王』は、当初は戦国ダークファンタジーでしたが、最終的には
戦国死にゲーということで、非常にしびれるアクションゲームに仕上がりました。

舞台は戦国時代末期の徳川家康、石田三成の時代となります。
ゲームの中では三浦按針をモデルとした主人公「ウィリアム」が
日本に渡り、史実をベースとした歴史ファンタジーストーリーが
展開されます。

戦国死にゲーとして、アクション以外のストーリー部分も
しっかりとした仕上がりになっておりますので、
是非ご期待いただきたいと思います。

この作品はα版、β版を世界中に同時配信し、
様々なユーザーの意見を元にブラッシュアップしてきました。

先日、期間限定で公開したβ版でも
たくさんのご意見をいただきましてありがとうございました。

そのご意見を持って、いよいよ2017年2月9日
全世界同時期発売となります。

今回フューチャー部門を受賞することができて
非常に嬉しいです。

本日は誠にありがとうございました。

フューチャー部門 受賞

サマーレッスン
宮本ひかり セブンデイズルーム

株式会社バンダイナムコエンターテインメント

フューチャー部門受賞
NAME
プロデューサー / ディレクター
玉置 絢 氏
受賞者
バンダイナムコエンターテインメントの玉置と申します。
このような権威ある賞をいただきまして、誠にありがとうございます。

今回この会場に来ることができなかったチーフプロデューサーの原田も
大変喜んでおります。

今まで日本ゲーム大賞の賞を受賞してきた作品は
日本独自のキャラクター表現にすごくこだわって作ってこられた作品が
非常に多いと思います。

その数ある作品の中のひとつとして、『サマーレッスン』が
受賞することができて、大変ありがたく存じます。

また、このVRのキャラクターコンテンツが、日本のゲーム業界の中で
この先の新たなジャンルの一つとして、可能性がある点を
評価して頂いたことも大変嬉しく感じております。


『サマーレッスン』は、PlayStation VR専用のキャラクターに主眼を置いた
VRコンテンツです。

宮本ひかりちゃんという女の子の家庭教師になり、女の子と
コミュニケーションを楽しむゲームとなっております。

一番の売りはバーチャルリアリティの空間で、自分の目と鼻の先に
キャラクターがいるとしか思えないという体験を実感できることです。

製品版の中では、家庭教師としての遊びもいろいろ入っております。
その家庭教師の遊びを中心にして、いろいろなシチュエーションや
ふれあいのシーンが入っています。

そして、今後も、定期的にシチュエーションを足してアップデートしていき
長期的に開発展開をするプロジェクトになっておりますので
是非、引き続き応援をいただけますと、幸いでございます。

本日はありがとうございました。

フューチャー部門 受賞

人喰いの大鷲トリコ

株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント

フューチャー部門受賞
NAME
宣伝担当
北尾 泰大 氏
受賞者
ソニー・インタラクティブエンタテインメント宣伝担当の北尾と申します。
本来であれば、制作チームのメンバーが立つ場とは思っていますが、
発売に向けてより良いものにするために、今現在、開発に励んで
おりますので、代わりに私が登壇させていただいております。

まず、本作品に投票をいただいた皆様
本当にありがとうございます。

本作は実は去年もこのフューチャー部門をいただいておりまして、
その後に発売の延期を発表させていただきました。

楽しみにしていただいている皆さまには、その期待を裏切ることに
なってしまって本当に申し訳ないと思っております。にもかかわらず、
今年もたくさんの方々が投票をしてくれたということは、本当に
ありがたいことだと思っております。本当にありがとうございます。


本作は、古代遺跡を舞台に少年と大鷲トリコの冒険を描く
アクションアドベンチャーとなっております。

本来、共に行動をするはずのない一人の少年と
一匹の人喰いの大鷲が絆をつむいでいく作品です。

今回、非常に注力をしているのは、人喰いの大鷲である
トリコのリアリティーです。トリコは架空の生物でありますが、
この世界のどこかに本当にいるのではないかと
思わせるようなリアリティーを追究しています。

ゲームではありますが、そのゲームの中に本物の命が
宿ってしまったかのようなゲーム体験をお届けしますので、
引き続き、ご期待いただければと思います。

本日はありがとうございました。

フューチャー部門 受賞

GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:
上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択

株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント

フューチャー部門受賞
NAME
ディレクター
外山 圭一郎 氏
受賞者
今年は、近年稀に見る大作揃いの年と言われていたので
本当に多数のご支持をいただけて、嬉しいです。
ありがとうございます。

この授賞式を見ているチームのメンバーも、元々は携帯機の
前作を制作していたチームで、小規模で少数精鋭の職人気質な
メンバーですので、今回の受賞はすごく励みになると思います。
ありがとうございました。


『GRAVITY DAZE 2』は、前作に比べて全てが飛躍的に
スケールアップしております。なかなか伝わりませんが
マップの広さ、つくり込み、ストーリー、全てが飛躍的に
パワーアップした作品になっています。

アクションについても、前作のシンプルながらも爽快感があるという
ところは忘れずに、やりこみの楽しさ、奥深さも加えているので、
じっくり味わっていただきたいと思っております。

さらに、今回は主人公キトゥンの完結編となっております。

前作では多くの謎を残したままでしたので、結末が気になる方に
とっては必見の作品になっております。

その点も是非ご注目いただきたいと思っております。

本日はありがとうございました。
経済産業大臣賞
年間作品部門
ゲームデザイナーズ大賞
フューチャー部門
アマチュア部門