日本ゲーム大賞2013

受賞作品「アマチュア部門」

作品概要


タイトル モノクロルートクリエイター
プラット
フォーム
PC
学校名 HAL大阪
受賞者名 Project Monochrome

優秀賞選考理由

突出したアイディアと言う点では、若干物足りなさはありました。

しかしながら、表現力、ゲームプレイ、総合的に見て非常にクォリティの高い
作品だと考えます。

特に操作に関しては、とても分かりやすく、且つ気持ちよくプレイすることが出来、
こういったアクションパズル的な作品では、ルールに凝りすぎて
煩雑になりそうな部分まで、きちんと作りこめていると感じました。

グラフィックだけでもなく、ゲーム性だけでもなく、サウンドもインタラクティブ性も含め、
やっぱりビデオゲームって総合エンターテインメントなんだなぁと、再認識させて
いただきました。

全てをプレイできているわけではないですが、ここから広がる可能性も感じられ、
個人的には今回一押しの作品とさせてもらいました。

株式会社コナミデジタルエンタテインメント
五十嵐 孝司

この作品について


白と黒の2色のキャラクターを操り、ゴールを目指すアクションパズルゲーム。

キャラクターは、自分と同じ色のブロックには乗ることができますが、 違う色のブロックは、すり抜けてしまいます。

配置されたブロックに合わせて、キャラクター、そして
ブロックの色を変えながら、ゴールを目指します。

ブロックを押したり引いたりするアクションや、20手前まで戻せるギミック、 モノトーンで統一された世界観、更には背景に流れるBGMなどクオリティの高い作品です。

ゲーム制作者のコメント

今回、日本ゲーム大賞アマチュア部門で優秀賞を頂けたことを大変うれしく思っております。
審査してくださった審査員の方々に御礼を申し上げます。そして、作品制作を支えてくださった学校の先生方、仲間にはすごく感謝しております。

私たちがこのゲームを作り始めた時の目標は、日本ゲーム大賞アマチュア部門で大賞を獲ることで、その目標は常に掲げ作品制作をしていたのですが、いつの間にか、売り物になるほど完成度が高く、ゲームのボリュームが大きいものを作ることが目標にもなっていました。
その点を審査員の方に評価していただき、目指したものが評価されたのだと実感しました。

個人的に一押しの作品と言って頂いたことは、印象に残っております。
実際にゲームをプレイしての感想を聞くことは本当にうれしく、一生の思い出になります。

もっと面白いゲームを作って多くの人にプレイしてもらいたいという思いでいっぱいです。
ありがとうございました。
経済産業大臣賞
年間制作部門
ゲームデザイナーズ大賞
フューチャー賞
アマチュア部門