佳作 CUBE

作品概要

タイトル CUBE
プラット
フォーム
DS
学校名 HAL大阪
受賞者名 CUBEプロジェクト

佳作選考理由

本作品はアクションゲームであるが、キャラクターの行動可能範囲が3次元立方体表面であるという点が独創的である。ステージは3次元立方体表面に描かれており、操作は
 
(1) キャラクターを動かす。
(2) 立方体を回転させてステージを見る。

という2系統からなり、これが「アクションゲームとパズル的な謎解き」を両立させ、高いレベルのプレイアビリティを実現している。
 
また、ゲームの進行上、動作を覚える簡単なステージから難しいステージまでが、順番に並べられており、操作を覚えながらゲームを進めることができる。
 
また、立方体の各面に対して重力方向がある。
しかし、立方体を落下しながら一周すると重力方向が逆になっている(!)。
このギミックを利用してゲームをクリアして行くように中盤以降のステージは設計されている。
 
あたかも各面では2Dゲームをしている感覚で、全体としては2Dゲームを張り合わせて3Dゲームをプレイする感覚が新しい。技術と感覚が融合した新規性に富んだ作品である。

株式会社スクウェア・エニックス
三宅 陽一郎

この作品について

キャラクターを立方体の面から面へと移動させ、制限時間以内にゴールを目指すアクションパズルゲーム。
 
キャラクターとトビラが正対しないとゴールは失敗!
立方体の面を移動しながら、ゴールのトビラと正対するルートを見つけることが攻略のポイントとなります。
 
単純明快なルールでありながら、ついついハマってしまうゲーム性豊かな作品です。

ゲーム制作者のコメント

この度は、自分達で作った作品が賞を頂くという形で評価され大変嬉しく思います。
 
初めてのチーム制作では慣れないことも多く、試行錯誤の連続で大変ではありましたが、大変貴重な経験を
することができました。その際、多くのアドバイスを頂いた先生方や友人達には深く感謝いたします。
 
これでよいと思わずに、何度もつくり直し変更を加える事を続け、最後の最後までより面白いものを
考え続けたことが受賞に繋がったのだと思います。迷惑をかけてしまうこともありましたが、最後まで
協力してくれたチームのメンバーに感謝したいと思います。
 
本当にありがとうございました。

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経済産業大臣賞 年間作品部門 ゲームデザイナーズ大賞 フューチャー部門 アマチュア部門